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プロフィール

Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
http://www.funaasobi-mizuha.jp/
ツイッターでもつぶやいてます:@mihobjm

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09月27日(金)

尺八の音色と、虫の音に包まれたお月見舟遊び

9月19日の中秋の名月の夜、お月見舟遊びを行いました。
みづはが出来たらやりたいことが色々とあったのですが、その一つは季節の移ろいや自然を愛でる舟遊び。お月見、お花見、夕涼み、紅葉狩りなど。ちょうど開業してまもなく中秋の名月がやってくるので、ホームページが出来る前からFacebookページのイベントでお月見舟遊びの募集をしました。

お月見弁当とお菓子、尺八の演奏の付いた舟遊び。尺八職人であり、演奏者でもある松本浩和さんに演奏をお願いしました。幸い友人・知人の皆さんが、ご祝儀代わりに申込をしてくれて、おかげさまで満席に。

お月見といえば、お供えのお団子。船首のビットの所に三方を据え付けました。


船室舟水屋にもススキを。お客様が持ってきてくださったお祝いのお花も、秋の興趣が漂います。


当日は昼間も秋晴れで、カラッとして澄んだ空気。満月が輝き始めてほどなく、10名のお客様を乗せて出航。
まずはお月見弁当を召し上がって頂きます。蓋を開けると、お月様に兎が!皆さん早速写真を次々と撮っていらっしゃいました。
 

秋の実りを感謝する日でもあるので、野菜使いの上手な、懇意にしている自然派レストランGR8(グレイト)さんに、オリジナルのお月見弁当をお願いしました。出航前に試食を兼ねて私も頂きましたが、素材を生かした薄味で、滋味ある美味しいお弁当でした。

お食事や演奏のためにご案内したのは、静かな水面。夜は船が殆ど通らず、月の明るさを堪能できるように敢えて暗いところに行きました。


お食事のあとは、尺八の演奏です。尺八という楽器の作りや、尺八は虚無僧の修行用の法具であり、江戸時代は一般に人は吹いてはいけなかった、等のお話を伺います。尺八については、以前松本さんのライブに行った時に書いているので、そちらをお読みください。
→http://oedofunaasobi.blog102.fc2.com/blog-entry-234.html


月明かりのもとで、空に上っていく尺八の音色。「鶴の巣籠り」という名曲も吹いてくださいました。
お月見には邦楽が似合いますね~。


演奏中、舟は速度をデッドスローに落とし、ゆるゆると水面を滑って行きます。横の土手からは秋の虫の音が冷涼な空気を震わせています。「船底をコロコロ、チャプチャプと打つ水の音がスゴくいいですね」と言うお客様。そして、水に映る月。平安時代のお月見は、池に船を浮かべて水に映る月を愛でたとか。小さいので実験映画みたいですが、舟で進みながら水の上を走る満月を撮ってみました。(20秒程度の動画です)白い線香花火みたいに見えます。


秋の風情を楽しんでいるうちに、あっという間に2時間が過ぎました。お食事と演奏があるので、2時間半でも良かったかもしれません。最後に松本さんから、木遣りをやりませんか?と言われ、恥ずかしながらとーちゃんと私も加わり、木遣りを一節唄わせて頂きました。お耳汚しでしたが。

参加者の皆さんからは、「夢のようなひとときでした」「生涯最高のお月見」といった嬉しいお言葉を頂戴しましたが、これも晴天のおかげ。雨が降って寒かったら、こうはいきません。素晴らしい月を見せてくれた自然に心からの感謝と畏怖を覚えた一夜でした。そして素敵なお弁当と演奏で御協力くださった、GR8のみきちゃんと松本さんにも大感謝。

みづはでは、今後も季節の舟遊びや、邦楽を中心とした学びと遊びのイベント舟遊びを企画して行きますので、ご興味のある方は、時々ホームページやFacebookページをのぞいて頂くか、メルマガ「みづは便り」の配信を申し込んで下さいね~。
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09月19日(木)

間があいちゃったけど、ブログも続けます

8月30日に、みづはに最初のお客様をお迎えして、ほぼ3週間が経ちました。
初日の乗合舟遊びは、知り合いの方のご予約が数名入って、2便運航で飛び込みの方も含め、10名の方が乗ってくださいました。売上は25,000円也。みづはでお金を頂いたこの日のことは一生忘れないでしょう。
金額の多寡ではなく、10名の方がみづはを知ってくださったということ、そして60分間とはいえ、命をあずけてくださったということがとても感慨深いです。

お店を始めたり、事業を興す人にとって、初めてのお客様や初めての売上というのは特別なものですね。あらためて思いました。日々のオペレーションにはまると、初心を忘れがちですが、8月30日、10名、25,000円と日報に記載された記録はずっと残ります。時折見返して、その感動を思い出そうと思います。

学生時代・勤務していた会社・米国在住時・準備期間中に知り合った方など、色んな方面の友人・知人が関心を寄せてくれて、乗りに来てくれています。本当にありがたいことです。ご祝儀がわりという事もあるでしょうが、3年の準備期間中に、心配かけていたんだなぁ、何も言わなかったけど応援してくれていたんだなぁ、というのがわかって、胸が一杯になります。

あきらめなくて良かったな、と感じる日々。途中で投げ出していたら、もらえなかった祝福。全てはこれからですが、夢の第一段階を実現できた経験が、これからの自分を後押しし、元気付けてくれると思います。貸切はまだ知り合い以外の方からはご予約がないので、これから関心を持ってもらえるようなプラン作りや、お金はかけられないけど、宣伝告知をもっと工夫しなくちゃいけないですね。

このブログは3年近くやっているので、検索エンジンにヒットする率はHPよりも高いです。これを活用しないともったいないので、更新は続けます。HPに加えて、日々の風景などの写真&イベント告知や交流は主にFacebookページ、当日の運航状況や残席情報はTwitter、ブログはイベント報告や川や舟のこと、今考えていることなどを綴るという形にしていこうかな、と思っています。Facebookページも公開モードにしているので、Facebookをやっていない人も見られます。

更新頻度がイマイチですが、時々このブログものぞきにいらして下さい!
今夜は初のイベント「みづはのお月見舟遊び」。お天気が良さそうなので、輝く満月が期待できます!お月見弁当で一献傾けながら、尺八の音色に身を任せ月を眺める。そんなイベントです。おかげさまで10名様満席となっています。緊張もしますが、私も一緒に楽しみたいです。イベントの報告はブログで後日行いますね。
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08月30日(金)

ウェブサイトオープンしました、そしてブログ名変わりました

本日、8月30日に、「舟遊びみづは」のホームページをアップしました。暑い中の試運転から帰ってきて、夕飯作って、それから作業、という日々で、PCの前でこっくり、こっくりと舟を漕ぐことも何度かありましたが、なんとか8月中に間に合いました。

もちろんデザインや実装はウェブ製作会社さんにお願いしましたが、中身を作るのはこちら。原稿書きや写真選び、内容やレイアウトのチェックを経て、昨日の午後に最終の変更や微調整が終わりました。英語版のオープンにはまだしばらくかかりますが、これも私の頑張り次第です(汗)

ということで、
舟遊びみづはのサイトはこちらです → http://www.funaasobi-mizuha.jp/


もっと早くから準備しておけば良かったんですが、舟が出来るまでは、艤装品の手配やらなにやらでバタバタ。それと、出来あがるまでイメージが湧いてこなくて、完成したみづはを見てやっと、HPの構成はああしよう、こうしよう、という考えがまとまるようになりました。想像力に乏しいんですかね~。まぁ、追い込まれないと馬力が出ないという性格のせいもあると思いますが。

関東運輸局に出した事業開始届は、9月8日開業で受理されました。8月23日から遊漁船としての営業は出来るようになっていることもあり、本日から9月末まで、オープニングキャンペーンをやります。詳しくはホームページの「かわら版」記載の「舟開きのお試し舟遊び」の内容をご覧ください。お知らせ欄に、チラシも掲載しています。日本橋発着の60分の乗合お試し舟遊びと、貸切舟遊びのキャンペーン価格での提供、の二本立てです。他にもお土産や口コミ特典等をご用意しています。

ということで、事業開始にあたりまして、このブログの名前も変更です。「お江戸の舟遊び創業しちゃいました日記」となります。URLは今まで通りです。

当初は、開業したらブログをやめようと思っていましたが、ウェブ製作会社の方や、SEOに詳しい人から、せっかく蓄積してきたコンテンツだし、結構検索にかかるからもったいない、2年以上ブログを続けている結果だから、と言われ、続けることにしました。写真1,2枚でサラッと更新するか、更新頻度は下がっても(もう充分下がってる?)文章主体でやっていくか、考え中です。

テーブルと椅子も入り、お客様をお迎えできるようになりました。


いよいよ船出です。
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08月24日(土)

結果は上々?

お盆明けから、みづはの補強工事を色々行いました。マリーナで船台に上げてもらったみづは。船底には、まだ全然貝が付いておらず、良かったです。


これが外付けスラスター。オーストラリアのExturnという製品。船首に付いています。


前から見たところ。アダプターを入れると30センチ弱船底から出ています。


船底の内側。3箇所を留めて、シリコン充填。幸い船首側にバッテリーがあるので、電源はそこから。


船室の屋根の横にも防護クッションを付けました。これは、閘門通過の際など、高い壁に寄せている時に縁が傷つかないように、船長からアドバイスがあったもの。


白くて目立っていたエアコンの室外機は、とーちゃんが同系色に塗装。



数日間の作業が終わり、試運転に出発です。デッキのベンチ用に、ガーデンファニチャー用のクッション。


さて、改造前は色々リスクあるなあ、と避けていた神田川へ。カーブや高速の柱が不規則に現れる日本橋川上流は、前に来た時とは全然違い、船首が安定して小回りがきくようになりました。御茶ノ水渓谷でホッと一息。


そして来ました、聖橋。御茶ノ水駅バリアフリー工事用の鉄骨の足場とガーダー橋がかかり、残念な景観。難工事だそうで、工期は7年位になるようです。


船長に、スラスターの感想を聞くと、かなり楽になったそうです。風や波に流されても、前を向かせることが出来るし、スラスターを作動させなくても、50センチの長さのフィンが入ったのと同じ効果があり、直進性が増したとのこと。良かった~。

これが万能というわけではないですが、船長があまりストレスを感じずに操船できることは、安全にも良いことです。さあ、これでいよいよ開業に向けてスピードアップ!
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08月18日(日)

マリンスポーツの草分けの人たちと出会って

昨日は、みづはを置いているマリーナの30周年記念のイベントがあり、メンバーとしてだけでなく、クルージングイベントのガイドのお手伝いもあって参加してきました。南風がきつかったので、コースを変更し、マリーナから東雲運河を抜けてレインボーブリッジ、晴海埠頭から豊洲を通って戻る1時間程度のコースを3回。


天気も良く、水遊び日和ということもあり、運河には水上バイクやウェイクボードのモーターボートなどが結構出ていました。

夕方からはビアパーティ。チキンやスペアリブのBBQや枝豆、焼きそばなどをツマミに夕涼みをしながらビールをゴクゴク。


イベントやパーティ自体も楽しいものでしたが、マリンの世界に長くいる方達のお話が面白かったです。1960~70年代の頃学生で、ヨットやサーフィンの草創期にマリンスポーツを始めた方達。小中学生のころ湘南の海で遊んでいて、米軍のサーファーに「坊主、やってみるか?」と声をかけられてサーフィンを始めた、とか。たぶん日本で最初に水上バイクに乗ったのは俺だ、ウィンドサーフィンをやったのは僕だ、というような話とか。

当時は実業家や、日本駐在の外交官など、本当のお金持ちしかヨットやクルーザーを持っておらず、彼らは専任のクルーを雇っていたそうです。学生のアルバイトでクルーとして雇われて、海の上で何日も一緒に過ごし、スゴイ世界を見せてもらったり、男として、人間として大切なことを教わった、とか。

そして数人の方のお話を聞いてみると、皆、石原裕次郎はすごい人だった、と言うのです。元知事のお兄さんと違って(笑)、気さくでオープンで、威張らない、誰とでも分け隔てなく会話し、気前がいい。海の上では、芸能界の話はせず、船と海の話だけ。みづはを作ってくれた岡村造船の会長さんも石原裕次郎について同じようなことを言っていました。

私は「太陽のほえろ!」のボスのイメージしかなく、若い頃の石原裕次郎を知らないのですが、団塊の世代+αの方々にとっては、思い入れも違うし、憧れの存在だったことは間違いないようです。男が惚れる男、という感じなのでしょうか。

みづはは、川舟なので、こうした海のロマンに触れる機会は殆どないのですが、幸いマリーナにいると、いい色に日焼けした素敵なシニアの方々をお見かけします。気分だけでも味わえるのが、マリーナに係留しているメリットの一つかもしれません。
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