◆お知らせ◆
舟遊びみづはウェブサイト
http://www.funaasobi-mizuha.jp/
茶色白抜きロゴ

◇Twitterアカウント◇
@riverboatmizuha

◇舟遊びみづは Facebookページ◇

舟遊びみづは Riverboat Mizuha



プロフィール

Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
http://www.funaasobi-mizuha.jp/
ツイッターでもつぶやいてます:@mihobjm

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新トラックバック
検索フォーム
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

--月--日(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
05月11日(水)

初めてたっぷり楽しんだ太神楽

日本舞踊の花柳廸薫さんにお誘いいただき、月曜日に太神楽(だいかぐら)の公演に行ってきました。国立演芸場で、毎年ゴールデンウィーク期間に行われる大演芸まつりの一環です。講談、浪曲、落語、手品、太神楽や漫才などの各協会が日替わりで、協会団体ごとにその芸能をお披露目するというもの。寄席では、こうしたものが全部混ざった番組構成ですが、大演芸まつりでは、一種類の演芸の色々な側面を楽しむことができます。

太神楽、と聞いても「それってなに?」という方が多いと思います。一番馴染みがあるのは獅子舞いかな。それから、お染ブラザースこと、染之助・染太郎というコンビ、傘で毬を回して、「おめでとーございます!」という芸を覚えている方は多いのではないでしょうか?ちなみに、染太郎さんが亡くなって以来、染之助さんはお一人で活動されているそうです。

最初の演し物は獅子舞。もともとは、天の岩戸伝説の篝火の色から獅子頭は赤になったそうですが、それから更に縁起良く、ということで太神楽の獅子頭は金色になったとか。伊勢神宮の神楽は、笛と太鼓のみですが、江戸周辺の太神楽は、お祝い事の賑々しさと江戸の粋な風情を醸すのに三味線を使うようになった由。様々な曲芸にも必ずこうした音楽が付いてきます。獅子頭の目は開いているにもかかわらず、眠っているさまや、あくびをするさまがユーモラス且つリアルに表現されていて、熟練の技を感じます。昔の町内回りは、一軒ごとに舞ってお祝いするので、吉原などを回り切るには、一ヶ月もかかったそうです。それだけの期間、祝祭の雰囲気を楽しむゆとりがあったんですね。

その後も、曲独楽の技、和のジャグリング、傘の上で茶碗・升回し、寸劇など色々な太神楽の芸を見ることができました。たとえちょっと失敗しても、それを笑いに変えて、最後には成功させて盛り上げるのも芸のうち。

後継者難から、国立劇場に今は養成所ができて、師匠達が先生を務めながら、3年間修業の後、師匠のところで1年前座を務め、通常は4年でデビューするそうです。トークの面白さやルックス、一発芸で売れて、テレビでもてはやされるお笑い芸人さん達とは随分プロセスが異なります。20年後、30年後に「芸」を極めて生き残っているのが誰になるか、という意味で興味深いですね。今のお笑い芸人さんの中でも、話芸を極める人もいると思うし。

落語や浪曲と太神楽が異なるのは、その歴史の長さ。飛鳥時代に起源を発しており、祝福芸能として、お正月やお祝い事の際に行われて千年以上続いているもの。今はお祝いの時に曲芸や獅子舞を呼ぶことなど、殆ど無くなってしまいましたが、開店祝いや竣工祝いに太神楽をお願いするような旦那衆や会社があったら粋ですよねぇ。自分が事業を始めたら、折々にお呼び出来たらいいなあ、と思います。来た人を楽しませて一緒にお祝いしてくれる太神楽の芸人さん達。その灯を消すまいと頑張っている、特に若手の方々を応援して行きたいですね。
関連記事
 

Trackback

URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 

Comment


    
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。