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Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
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03月26日(土)

蝋燭営業に見る起業家魂

私が住んでいる地域は、計画停電の第二グループ。昨日は、18:20~22:00の実施が決定していました。先日の記事「映画 文楽『冥途の飛脚』」のおまけのところに書いた近所の自然食レストランGR8(グレイト)に「今日、停電営業やりますか?」とメールしたら、「やっと行けます。(停電が)中止になったらどうしようと思ってます。」との元気な返事。停電時間に合わせて行ってきました。

まだ停電していないのに、店内はキャンドルの明かりが揺らめくのみ。外から見るとほぼ真っ暗。キッチンだけ、LEDのランタンがついており、LED電球を仕込んだキャップをかぶったオーナーのヤスさんが迎えてくれます。そうしているうちに、停電が始まり、街灯が一気に消えて街は真っ暗に。他のお客さんも「きゃ~、真っ暗~。なんか楽しい~。」と盛り上がり始めます。

LEDのミニライト付きで渡されたメニュー。
蝋燭営業

「ぬるい生」、なるほどね。そのぬるい生を注文した人に「すいませ~ん。まだ停電はじまったばかりで冷たいけどいいですか?」なんてやり取りが笑えます。「見えないけれどスマイル」は単価100円。買った分だけ震災のチャリティに回るそうです。他にも、停電時限定メニューが並びます。野菜系おつまみ、ホワイトカレー、レッドホットチリカレー、ブラックチャイニーズ丼等々。ヤスさんは、「ただの裏メニューですよ。」と言っていますが、換気扇が停電で動かなくなることを考慮にいれたり、色々と苦心しているのだと思います。

周囲に開いているお店がないこともあり、お客さんが結構入ってきていつの間にか満席。風が強くなって寒い夜でしたが、暖房はなくても、換気扇が動かないせいで、調理の火力と人の熱気で、店内は暖かかったです。料理をしているヤスさんは、「暑い~」と言っていましたが。お酒を頼んだら、間違って焼酎がグラスに満杯で出てきてムセてしまうハプニングはありましたが、キャンドルの明かりを眺めながらまったりする外食は、非日常的な体験で楽しめましたよ。

そろそろ帰ろうかな、と思ったところへ、これまた地元のお蕎麦屋の一松のおっちゃんから「蝋燭営業やってるから来てよ。」と電話が。こちらもほぼ満席だったそうで「停電のほうが儲かってええわ。毎日停電にならんかな。」と言い出す始末。昨夜は予定よりも早く停電が終わったので、かえって拍子抜けしたようです。

飲食店は既に閉店を決めたところが都心でも出てきているそうで、どこも厳しい状況ですが、停電を逆手にとってお客様をもてなす心意気、何とか生き残ろうとする商魂に起業家としての矜持が見えました。大規模チェーンでは、こうは行かないでしょう。個人営業の小さなお店ならではの工夫を目の当たりにして、ああ、こういうことができないと起業家とは言えないんだな、とわが身を振り返って少し反省したのでした。
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