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Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
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02月25日(金)

最上川・庄内の旅(その弐)-暮らしの達人との出会い-

23日の宿は知憩軒という農家民宿。庄内に行ったら絶対訪れようと決めていた所。宿泊は1日1組限定。温泉もテレビもありません。自分の畑でとれた野菜や自家製の味噌や漬物などが中心のお料理を出してくれます。刺身やお肉を期待する方には向かないでしょうね。
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夕食に通されたほの暗い部屋には囲炉裏が。おこした炭が入るとじんわりと暖まってきます。
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まずは炭火で白ネギと椎茸のあぶり。椎茸は超が付く肉厚ぶり。私は椎茸がダメなので友人のCさんに譲ります。香りが干し椎茸みたいに凄く、且つジューシーだったそうです。
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砂糖で味付けしているかと思うほど甘い白爵カボチャの豆乳スープから始まり、根菜を中心とした料理が並びます。カブの煮物に生姜餡かけの滋味溢れる味わい。そして、500年続く黒川能の伝統料理、当屋豆腐(とうやどうふ)の歯ごたえと山椒の爽やかさ。
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口に入れるにつれ、美味しさとそこに込められた心に、しみじみと感動が湧いて来ます。陶器を中心とした器も、粉引きや刷毛目の渋い色合いが料理を引き立てており、目にも美味しい食事。東北方面は、味が濃い目なのかと思っていましたが、出汁の香りと野菜の本来の味が引き立つ薄味に仕上げてあります。

「冬だから茶色いものが多くてごめんなさいね。」(私:とんでもない、季節の野菜の力がすごくて全然気になりません!)「ちょっと準備をしてしまえば、あとは他のことをしている間火にかけたり、冷ましたりしておくと味が染みて美味しくなってくれるのよ。」(私:その、ちょっとの準備にかける手間を怠けてしまう自分が情けないのです。)

当主の長南光(ちょうなんみつ)さんの柔らかな言葉の一つ一つが真理を突いており、日頃の自分の雑さ加減が浮き彫りになってきます。LOHASとかスローライフなんて言葉がすごく陳腐に思えます。「捨ててもいいような物を大切に生かす時代が来たのよ。これまでの大量生産で急いで作る時代は終わるの。」

その言葉を裏付けるように、光さんの綴織りは、残った端糸を結んで使ったり、繭の外皮3%も利用したりしています。頂いたお料理が語ってくれた、丁寧な暮らしと相まって、その達人ぶりと我が身を比べ、反省することばかり。観光地から離れていて、目立つ場所にあるわけでもないのに、ここが郷土文化の発信地の一つとして静かに、でも着々と庄内の魅力を旅人に伝えています。

またお料理を頂きながら、光さんの話を聞くためだけに鶴岡を訪れたい、心からそう思わせてもらった、素敵な宿でした。
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