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Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
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01月23日(日)

江戸切子の技を体験

今日は江戸切子工房見学と製作体験の為、友人のCさんと蒲田へ。以前江戸切子のイベント
お話を聞いたフォレストさんでは、月一回週末に工場見学デーを設けています。誰でも事前の申し
込みで参加できます。
kamatakiriko1.jpg

こちらは、ガラスは自社製ではなく納入されたガラスを切子加工しているそうです。
今日教えてくださるのは、伝統工芸士の鍋谷聰さんとスタッフの方。

切子は、透明なガラス地に青や赤の色を被せたガラスを削って透明な部分を出すことで
模様を作っていくものがよく知られていますが、透明なガラスを削るものも切子といい
ます。削って白くなったところを白いまま模様で残すものと、磨いて完成させるものが
あります。真ん中が色被せガラス、右が削ったもの、左が磨いて完成したものです。
kamatakiriko6.jpg

削りは、刃先にダイヤモンドが付いたグラインダーを回転させ、ガラスを当てて行きます。
失敗したらやり直しはききません。模様の出し方によりグラインダーを変えるそうですが、
その種類は400もあるそうです!画面左の丸いのがグラインダー。摩擦熱を防ぐ水が出る
管が付いています。明かりは裸電球です。
kamatakiriko5.jpg

ガラスに書いた下絵にそって削ります。今日はこのグラスを削ります。
kamatakiriko3.jpg

グラインダーにグラスを当てるとき、かなり緊張します。赤い線のところにグラインダー
を当てて削るのですが、まっすぐ当てたつもりがずれていたり、削った線が思ったより
も短かったり長かったり。なかなかキレイな紡錘形に削れません。
kamatakiriko4.jpg

途中、お手本を見せて頂きながら、なんとか完成。
kamatakiriko8.jpg

線の長さや太さが揃っていなかったり、ためらい傷が付いていたり、散々な出来ではあり
ましたが、楽しかったです。何よりも、グラインダーの刃先と手元にものすごく集中し、
久しぶりに無心の時間を過ごすことができました。

この集中力を持続させて、細かい作業を一日続ける大変さがしのばれます。長年の修業に
よって、今日の私のような作業は朝飯前かもしれませんが、実際の品々は様々な種類の
グラインダーを組み合わせ、精緻な文様が刻まれています。蒲田切子のホームページに
いくつか載っていますので、見てみてくださいね。

体験の後は、2階のショップへ。伝統的な柄から、モダンなデザインまで、グラスを中心に
素敵な工芸品が沢山並んでいます。光の加減で、中にプリズムが見えたり、底のカットが
反射して、無い模様があるように見える小粋なデザインも。でも、どんなにデザインが
良くても、それを形にする技が伴わなくては美しいものは生まれません。デザインと技巧の
両輪がバランスよく回っていることが、素人目にもハッキリとわかりました。

実際体験することで、作り方を勉強できたこともよかったですが、その難しさを身をもって
知ることで、職人さんへのリスペクトが更に高まりました。鍋谷さんの作り出すものが
これから益々楽しみです。

*当記事の公開時、伝統工芸士の鍋谷さんのお名前を誤って記載しておりました。
 正しくは鍋谷聰さんです。失礼しました。訂正いたします。
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