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Miho Sato

Author:Miho Sato
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江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
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06月07日(金)

粋な纏とイナセなお兄さんを沢山見られる日

先月5月25日は、江戸消防殉職者慰霊祭でした。わが身を投げ打って消火活動に殉じた江戸時代~現代の火消し・消防士の方々の霊を慰める行事です。曜日に関係なく、毎年5月25日と決まっているのだそうです。

江戸時代の町火消しは、鳶の人達が担っていました。というのも、木造家屋ばかりの江戸時代、火事は水をかけても間に合わないくらい、火の回りが速かったので、当時の消防は家を壊して類焼を防ぐのが主流でした。そうなると、家の柱の接合部のどこを外せばうまく家がか壊れるかを知っている鳶の人達が適任だったのですね。

今、習っている木遣りは、鳶頭Fさんに教えてもらっています。慰霊祭の行列の時には木遣りが歌われるということで、木遣り倶楽部のメンバーで見学に行くことになりました。場所は浅草の浅草寺。

雷門の前の交差点には、既に鳶装束の男性がわらわらと集結していました。浅草を訪れている外国人の皆さんも「なんだこれは?」と興味津々の様子でした。写真で見えている赤い筋の入った半纏を着ているのは、各組の役付きの方々です。小頭以上は半纏に赤い筋が入り、背中に自分が属する組の番号が入ります。
fc2blog_20130606023204d48.jpg

まずは仲見世通りを浅草寺まで行列が進みます。提灯下では纏を下ろし、くぐったらサッと上げていました。その手捌きがピシッとしていてカッコいいんです~。


梯子や鳶口を持った人が続きます。


境内に入ると、木遣りが始まります。「真鶴」と「手古」が歌われました。思わず口ずさんでしまいます。半年ちょっと前には、聴いても意味も歌詞もわからなかった木遣り、今では少し鳶の伝統がわかるようになって来ました。

纏も振り始めます。ヒラヒラしたイカの足みたいなのは、バレンと言い、頭いわく「バレンが水平にキレイに広がるのが、纏振りが上手い奴」なんだそうです。重さは20キロもあるのでこれを振り続けるのは体力いりますね。


境内の後ろの広場で大きな円陣を組むように纏が並びます。その数87本。全部形が違って、それらを見るのも楽しいです。


そして、股引・腹掛・半纏の男達が千人ぐらいはいたでしょうか?殆どが角刈りや坊主頭。壮観です。


こちらは「め組の喧嘩」で有名な、め組の纏。籠目八つ花形という形だそうで、かなり特徴があります。


半纏帯の後ろに鉢巻用の手ぬぐいを挟んでいたり、根付で煙草入れをかけたり、後姿も決まってます!ちなみにこの白い線の数で、何区かがわかります。この方は六区ですね。○○区×番組という組織編制になってます。
 

慰霊祭自体は、お坊さんのグループが入場し、江戸消防記念会の顧問の議員さん等来賓挨拶の後、消防庁の方、消防記念会とご縁のある企業の方、遺族代表の方などが、次々とお焼香をするのが1時間弱。

その後、纏が浅草寺の本堂を一周します。頭が「×番組のあの人は上手いね」と教えてくれるので、そういう纏の動きを注目して見ていると、上下動と回転にきちんとしたリズムがあって、バレンの広がり方と閉じ方が揃っていてキレイ且つ華があるのです。この時も木遣りが歌われました。


そして見物人の多くが待っていた、梯子乗り。梯子を立て、四方八方から鳶口を掛けて引っ張ることで、梯子の安定を保っています。身軽に梯子を駆け上って行く若手の鳶の皆さん。梯子が何本も立っていて、バックには浅草寺の五重塔があり、上空だけ見ていると、江戸時代にタイムスリップしたみたいです。


こういう大技もありました。
 

木遣りは、そんなに沢山聴けなかったけれど、江戸火消しの伝統を今に伝えるこの行事、イナセな雰囲気をひしひしと感じる時間でした。纏の形も一つ一つ面白くて、しかも沢山見られるので、アート系の人はインスパイアされるものがあるかもしれません。思ったよりも空いてるし、無料だし、一見の価値があると思います!
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