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Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
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02月24日(日)

1年ぶりの南三陸町ボランティア(3) 減っていく痕跡の中で

2日目、ワカメのお手伝いを終えた後、津波で破壊された歌津大橋に来ました。
震災で、沿岸は地盤沈下したこともあり、今後道路の嵩上げが計画される中、今の橋をそのまま補修することはなく、一旦取り壊すのだそうです。まもなく撤去されるので、痕跡が残っているうちに、と連れてきてくれました。
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この標識も横たえられたまま。
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今回のツアーの宿泊は、民宿高倉荘。お魚メインのお料理。食べきれないほどでした。煮付けの鰈やあいなめ、たら等はここの海のもの。震災後しばらく漁ができなかったので、魚は豊富に獲れるそうです。美味しく頂きました。
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食事の後は、津波をとらえたDVD映像を鑑賞。昨年見たのと同じものですが、再び心をえぐられるような感じ。でも、こうして思い出すことも大事ですね。これは日中に行った歌津大橋の手前の高台から撮影したものなので、特に初めての参加者は、今の状況と重ね合わせることが出来て良かったと思います。

鑑賞後、初参加の方々が感想を話したのですが、「あまりにも凄い光景で、逆に全然自分の事として捉えられない」「片付けられて、整地されて何も無くなった光景しか見ていなかったが、ここには人の暮らしがあったんだということを強く感じることができた」等、心からの言葉に涙が出てしまいます。今回は、高校3年生のMちゃんやお姉ちゃんの大学生Rちゃんを含め、若者達も参加していて、彼らの「帰ったら皆に伝えたい」という気持ちがとても頼もしかったです。自分の意思や考えをしっかり持っていて、日本の将来に希望を感じさせてくれる若者達に出会えて良かった~。

最終日の午前中は、再びワカメ小屋へ。前日に塩蔵したワカメの元葉を外して、芯抜きをし易いように並べる作業を行い終了。畠山さんご一家に「また来ます。」と言ってお別れしました。ワカメの葉、メカブ、茎をお土産に持たせてくださり、再び恐縮。

昼食のお弁当は、南三陸町の中でも奥にある集落、馬場中山地区の支援センターをお借りして食べさせてもらいました。
管理者の千葉さんのお話を少し伺いましたが、馬場中山は震災直後に支援の手がなかなか届かず、孤立して大変だったそうです。シカゴ在住の友人Kさんが、一時帰国時に訪ねていたのが千葉さんだった事をFBの情報で後で知ってびっくり!

南三陸町には、小さな浜集落が沢山海沿いにあり、沈下した入り江の修復もまだまだ行き渡らないようで、冠水対策の大型の土嚢があちこちで積まれています。津波で潰された車のスクラップの山も、まだそのままです。

そして町の中心、志津川地区へ再び。防災庁舎が冷え冷えとした風の渡る更地に残っていました。正面にはお花が供えられています。ここでお線香を捧げ、黙祷。昨年より少し落ち着いた気持ちで眺めることが出来ましたが、曲がった鉄骨の向きで、津波の力の方向がわかるなど、よく見ると益々自然の力の強大さを感じます。
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ここには、観光バスで訪れる人もだいぶ増えてきたそうで、私達が訪ねた時も、団体ツアーが来ていました。津波に流されずに残ったけれど、内部は破壊された病院や公共の建物はどんどん取り壊され、昨年残っていた家の土台もだいぶ取り除かれて、更地になってきています。この防災庁舎、一旦は町議会で取り壊しが決まったようですが、震災の記憶をとどめ、後世につたえる為に残すべきだ、という人も多く、まだ結論は出ていないそうです。遺族の中でも、残して欲しいという人、反対の人、様々な意見があるようです。

50年後、100年後、ここで何が起こったのかを体現するものが残っていたほうがいいのではないか?例えば原爆ドームがあるから、原爆の恐ろしさが伝わるように…。と外野である私などは思ってしまいますが、恐怖と悲しみの象徴でもあるこの建造物への思いは、被災された方それぞれで違うわけですから、難しいですね。ただ、残すにしても、海水を被り、遮るもののないこの場所で日々潮風にさらされる鉄骨の建物は、結論が出ないまま補強もせずに放っておくと崩れてしまうかもしれません。

出発前に、さんさん商店街で、地元の産物をお買い物。昨年に比べ、笹かまや海苔などの水産加工品やお酒など、買えるものがすごく増えているのが嬉しくて、色々買ってしまいました。
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特に美味しかったのは、千葉のり店の「青まぜ」という海苔。青海苔と黒海苔を混ぜて漉いてある海苔で、今の時期しかないもの。香ばしさと磯の香りがご飯に合います!それと及善蒲鉾店。主力の笹かまも良いですが、志津川のタコが入った揚げボールがムッチリしていて、タコもたっぷりで美味しかったです。さっとあぶって頂きましたが、お醤油なしでOKでした。

次はいつ行けるかわかりませんが、ネットでも購入できるものもだいぶ出てきたので、気に入ったものを中心に、南三陸町の幸を楽しみたいですね。そしてもちろん、頂いたワカメはとても美味しかったです。メカブは納豆に混ぜたり、茎ワカメは酢の物にしたり。生産過程を知ることで、切れ端一つも無駄にしたくない、という気持ちになります。

震災から約2年。ゆっくりであっても、前にじわりじわりと進んでいる南三陸町の皆さんに触れ合えて、自分の来し方を反省したり、前向きな気持ちをもらえたり。これからもずっと小さな繋がりを持ち続けたいと思います。震災直後からずっと南三陸町と関わり、地元の方と関係を築いていらしたバタフライエフェクトのおかげで、今回も充実した旅でした。次はとーちゃんも一緒に参加したいですね。
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