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Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
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02月23日(土)

1年ぶりの南三陸町ボランティア(2) ワカメの収穫

ツアー2日目。今日は一日ワカメの収穫作業。お天気は良いですが、気温は氷点下。外での作業もあるので、完全防寒で臨みます。年と共に寒がりになったし(笑)。
上半身:ヒートテック下着、ヒートテックシャツ2枚、フリース、薄手ダウン、防水ウィンドブレーカー、腰と心臓下にカイロ、ネックウォーマー、ニットキャップ、軍手、ゴム手
下半身:タイツ、レギンス、ハイソックス、スキーパンツ、防水ウィンドブレーカー、膝と足底にカイロ、長靴
こうやって挙げてみると、相当着てますね。ババくさ~。でも、冷えは女の大敵ですから。

寄木地区の漁師さん、畠山さんのところにお邪魔します。畠山さんと、お父さんとお母さんで作業をしていらっしゃいます。浜には、刈り取ったワカメのメカブが上がっています。長い茎から頭の部分を切り落とし、頭が大きいのと小さいのに分けて、メカブを茎から削ぐ作業を行いました。
Photo 13-02-09 8 36 57

船に乗って、ワカメの養殖場所に連れて行ってもらいました。養殖ロープから海底に向かって、こんな風にワカメは育っているんですね。見えているのが根の部分。とーちゃんの実家の昆布と同じです。海の農業。
Photo 13-02-09 8 52 13 Photo 13-02-09 8 58 17

今日の海は静かです。同じく養殖している牡蠣を上げてくれました。1つのロープに30~40個は付いているでしょうか。
Photo 13-02-09 8 52 07 Photo 13-02-09 8 54 42

畠山さんのところは、ホタテ養殖もやっていたそうですが、ホタテは深さと重さもあるので、ワカメや牡蠣の養殖とは使う船が違い(クレーンが付いている?)、船が流されてしまった現在はまだ再開できない状況とのこと。船は注文しているそうですが、造船所が混んでいるので、まだしばらくかかるそうです。

浜に上がると、お母さん達がワカメの葉の部分を塩水で茹でています。まさに浜茹で。とてもキレイな清々しい緑色になります。水槽は2段になっており、下の水槽で茹で上がったワカメをさらしています。
Photo 13-02-09 9 14 56

白い網の袋に入れられた茹でワカメは、別の水槽で塩蔵されます。パイプから出ているのは塩水。濃度が保てるように、大きな塩袋から塩を水に投入しています。一晩漬けて、翌日出荷用の作業をします。
Photo 13-02-09 10 27 03

前日に漬けられたワカメ。先端の色の薄い、商品にならない部分を切り、根っこ側から15センチぐらいのところ(元葉=もとっぱ)を別にして、そこからワカメの芯(茎)と葉っぱを分ける芯抜き作業をします。これは昨年もやらせて頂いたので、やっているうちに手が思い出してきた感じ。
Photo 13-02-10 9 55 37

お父さんとお母さんの馴れ初め話や、お孫さんの話を聞きながら、またメンバー同士で時折おしゃべりしながら、小屋の中で作業が進みます。

10時のおやつ。これは3日目に出してくださったものですが、とれたてのワカメと、お母さんが煮たかぼちゃや、茎ワカメの和え物。そして、蒸し牡蠣も。
Photo 13-02-10 9 55 58

私達のような素人集団を受け入れて下さるだけでも大変なのに、貴重な商品でもてなして頂いて、本当にありがたいやら、申し訳ないやら。でもワカメは柔らかくて、海の香りが鼻に抜けるし、牡蠣はジューシーでぷっくらしていて、とっても美味しかったです!お母さんのかぼちゃの煮物は、甘さ抑え目でこれまた美味。茎ワカメは、サキイカと和えてありました。

小屋には冬の日差しが入り、薪ストーブもあって結構暖かかったです。途中で、男性は交代で薪割りもやりました。畠山さんご一家は、今は仮設住宅にいますが、当初は鳴子温泉の旅館に避難していたそうです。被災者用の料金だったとはいえ、長期滞在でだいぶお金もかかったとのこと。しかも何もすることがなく、テレビを見るだけ。温泉も飽きてしまった、とおっしゃっていました。お父さんの「やっぱり、こうやって仕事があるのがいいなぁ」という言葉がずしっと響きました。

今回は、出荷の梱包を除き、収穫してからの一連の流れを体験・見学できて、ワカメ一つ取っても人の口に入るまで様々な工程を経ていることを目の当たりに出来ました。ワカメはサラダやお味噌汁で食べるだけでなく、インスタントのスープやふりかけにも入っていたり、とても身近な食材です。特に意識せずとも口にしている食べ物。それが、どこで、誰によって、どんな風に作られているのか、都会の子供達にも知って欲しいなぁと思いました。過程や生産者が見えることが、食べ物を大切にする心に繋がると思うし。

これから4月の終わりぐらいまで、ワカメの収穫は最盛期を迎えます。今日も浜で畠山さん達はワカメの山と格闘しているのでしょうね。昨年に比べて収穫量が増え、牡蠣も取れるようになったのは本当に良かったと思います。震災前の状態に戻るにはまだ時間はかかるし、多くのつらい気持ちを乗り越えたり、抑えたりしながらの毎日なのかもしれません。けれど、自分の生業である漁業を再開して、ゆっくりでも失われたものを取り戻しつつある状況を知ることが出来て、少し暖かな気持ちになれました。
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