◆お知らせ◆
舟遊びみづはウェブサイト
http://www.funaasobi-mizuha.jp/
茶色白抜きロゴ

◇Twitterアカウント◇
@riverboatmizuha

◇舟遊びみづは Facebookページ◇

舟遊びみづは Riverboat Mizuha



プロフィール

Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
http://www.funaasobi-mizuha.jp/
ツイッターでもつぶやいてます:@mihobjm

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新トラックバック
検索フォーム
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

--月--日(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
12月05日(水)

私の妄想はもう叶わないけど、勘三郎さんへ感謝を込めて

今日は朝から涙にくれた一日でした。中村勘三郎さんの訃報で感じている大きな喪失感は、これまでの著名人の死では感じたことがないものでした。大好きな役者さんだった、同時代を生きてきた、ということだけでは、ここまでつらく感じないと思うのです。ネットやテレビの報道を見ながら、どうしてこんなに悲しいんだろう?自分の気持ちに整理をつけたくて考えていました。

理由の一つは、生身の勘三郎さんが演じる舞台を何十回も見て、なんとなく勘三郎さんを近くに感じていたんだと思います。あぁ、あの時はこんな演出だったなぁ。舞台外で待機してるのを見物してたら手を振ってくれたなぁ。本水(ほんみず)の仕掛けの後、花道を走ってくる勘三郎さんの着物からしぶきがかかったなぁ。などなど、沢山のシーンが目に焼きついていて、まるで友達や恋人との思い出みたいに浮かび上がってくるのです。

もう一つは、自分の荒唐無稽な夢がもう叶わなくなってしまったという悔しさ。勘三郎さんが生きていてくれたら、1000万分の1の確率でも、叶うかもしれないという妄想が私にはありました。それはいつか勘三郎さんを舟にお招きすることがあったらいいな、という夢。私が考えている舟は、歌舞伎役者さんのような、日本文化に造詣の深い方々に「うん、違和感ないね」と言ってもらえるような設えにしたいと思っています。伝統芸能に携わる方の似合う舟になったら、いつかはもしかして、もしかするかも?という妄想を膨らませてはニンマリしていました。

私は勘三郎さんのただのファンで、直接のつてがあるわけではありません。伝統芸能関係の知人はいるけれど、それを辿れるとも限りません。でも、他人に「アホか」と思われようと、夢を見るのは自由、そんな淡い夢が励みになるのです。でも、それは勘三郎さんがこの世に存在していることが前提だったんです。今朝訃報に接するまで、その事を意識していませんでした。というか、まるでPCの強制終了のように勘三郎さんが旅立ってしまうという事を想定していませんでした。「どうしてなの??」という気持ちで、何も手に付かなくなりました。

この宙ぶらりんで、もって行き場のない気持ちの中、襲名披露の時に入手した記念切手や扇子を取り出してみました。襲名披露公演の華やいだ雰囲気、晴れがましさ一杯の口上などが思い出されて、またウルウル。勘三郎さんが長生きしなかったから、これがお宝になってしまったじゃないの(泣)。
Photo 12-12-05 21 29 33 Photo 12-12-05 21 26 12

勘三郎さんが食道がんの手術で入院した時から快癒祈願も込めて部屋にかけていた、中村屋の家紋「角切銀杏(すみきりいちょう)」の入った暖簾。今日は目に入るたびにため息が出てしまったけれど、本葬が終わるまではかけておこうと思います。
Photo 12-12-05 8 49 41

もう、勘三郎さんの新しいお芝居は見られないけど、そしてまだそれが信じられないけど、これまで沢山の感動・興奮・驚き・笑いで本当に楽しませてもらいました。貴方と同じ時代に生まれて、貴方の創る世界で遊ばせてもらって、とっても幸せでした。心からのありがとうをこめて、大向こうから叫びます。「中村屋~!!」
関連記事
 

Trackback

URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 

Comment


    
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。