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Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
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01月05日(水)

江戸三座の面影を訪ねて

本日は和のコンシェルジュ新日屋さんの助六塾で浅草へ。バラバラな歌舞伎の知識を少し体系
立てて、海外のお客様に質問されても恥ずかしくないように、勉強しに来ました。まずは浅草寺にお参り。
まだ松の内ということもあり、大変な賑わいです。
asakusa10.jpg

お題は、歌舞伎・文楽研究家の高木秀樹先生の「浅草猿若町めぐり」。歌舞伎の成り立ちと、江戸三座が
移転して来た浅草の猿若町についてのお話の後、関連する史跡をめぐるウォーキングツアーという構成
でした。

歌舞伎の起源は出雲の阿国が京都で始めた阿国歌舞伎、というのは教科書でも習いますが、芸事を見せる
娯楽という以外に、今でいうフーゾク的側面があったそうです。歌舞伎に出演する女性は、お持ち帰りOK
だったとのこと。それが公序良俗に反するということで、若衆歌舞伎に。しかしこれも、美少年好みの男性
にとっては、フーゾク。ということで、秩序の乱れが懸念され、大人の男性が女性の役も演じる現在の形
「野郎歌舞伎」になった由。人が、ちょっといかがわしいものに惹かれるのは今も昔も変わらないですね。

風紀を取締る為に、幕府が芝居小屋の数を制限し、1670年代には四座あったのですが、一つが「絵島
(江島)生島事件」というスキャンダル事件で廃止されて、結果三座になりました。その事件に関して市川
團十郎家が歌舞伎宗家となった経緯等、面白いお話を沢山聞くことができました。

天保の改革のぜいたく禁止令の中で、日本橋~銀座の江戸中央部から少しはずれたところに、歌舞伎の
三座が移されたのが、現在の浅草六丁目、当時の猿若町。歌舞伎を潰す勢いの水野忠邦に、移転を進言
したのは北町奉行の遠山の金さんだったそうです。金さん、ありがとう!

さて、会場を出て巡るコースは、浅草寺二天門⇒弁天山⇒市川猿翁句碑⇒九代目團十郎像⇒宮戸座跡⇒
旧猿若町一帯⇒待乳山聖天⇒隅田公園。

浅草寺の裏手にある、團十郎の「暫(しばらく)」の像までは訪れる人も少なく空いていました。
この蟹みたいな頭が特徴ですね。
asakusa3.jpg

現在は、料亭「婦志多」になっている、小芝居小屋「宮戸座」の跡。
asakusa4.jpg

ここが、猿若町であったことを示す札。地名を復活させてほしいですねぇ。
asakusa5.jpg

芝居小屋があったわずかな名残を示すのが、藤波小道具。今でも歌舞伎の小道具を製作しています。
空襲で全焼したこの一帯で、ここの蔵は焼け残り、戦前の團十郎の道具などが残ったそうです。
asakusa7.jpg

「法界坊」にもゆかりの待乳山聖天。
asakusa9.jpg

ここの築地塀は、江戸時代から残るものだそうです。
asakusa8.jpg

ツアーは、スカイツリーを臨む隅田公園で解散。焼け野原になったこの辺で、面影を残すものは少なかった
けれど、もしタイムマシンがあったら、江戸時代のこの場所はすごく行きたい場所の一つです。きっと
隅田川を猪牙舟で飛ばして、芝居にようやく間に合った人などもいたに違いありません。

帰りは吾妻橋を渡り、満願堂の芋きんをお土産に買って帰りました。お味も包装紙も好きです!
asakusa11.jpg

今日は、歌舞伎の大向こうさん(中村屋!待ってました!等の声をかける人)もいらして、歩きながら色々
お話が聞けて、素朴な疑問も解消。こういう楽しい勉強は、どんどん頭に入ります。刺激の多い一日でした。
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