◆お知らせ◆
舟遊びみづはウェブサイト
http://www.funaasobi-mizuha.jp/
茶色白抜きロゴ

◇Twitterアカウント◇
@riverboatmizuha

◇舟遊びみづは Facebookページ◇

舟遊びみづは Riverboat Mizuha



プロフィール

Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
http://www.funaasobi-mizuha.jp/
ツイッターでもつぶやいてます:@mihobjm

カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新トラックバック
検索フォーム
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

--月--日(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
05月10日(木)

地味だけど、東京の成り立ちを考えさせられる日本橋川上流

GWから、日本橋を出発して一ツ橋で折り返す30分の日本橋川上流コースを運航しています。上は高速道路であまり空が見えないので、隅田川に出てスカイツリーを見るコースに比べ、開放感は少ないし、華はないかもしれませんが、歴史好きの方や建築好きの方、ブラタモリで興味を持った方にはオススメしたいコースです。

このコースでは10の橋を見て頂きますが、そのうち8つが1929年以前の橋。その多くは江戸時代からあり、関東大震災の後に架け替えられた復興橋梁です。因みに、関東大震災でも崩れなかったのは、1911年架橋の日本橋と1877年架橋の常磐橋。
CIMG1876.jpg

アールデコの香り漂う常盤橋。隅田川は橋の博物館と言われますが、日本橋川も負けていません。
DSCN3788.jpg

江戸城の石垣は、ブラタモリでも紹介されていましたが、江戸城築城の際に各藩から集められた石を区別するためのマークが付いています。
nihonbashi8.jpg

この日本橋川は、1600~1800年代に形が整えられて来ました。江戸城の城郭との境であり、舟運と商業の中心であり、その流れは明治~昭和初期まで続いていました。この川を通っていると、江戸の都市計画によって作られた街の骨格を結局現代もそのまま使わせてもらっているだけなんだなぁ、と感じます。

残念ながら、そのままどころか、護岸を高くして親水性は極めて乏しく、殆どの建物は川に背を向けて、川岸を歩ける場所もほんのわずかです。高度成長期は、五街道の起点であり、デザイン性にも堅牢性にも優れた日本橋の景観に配慮するより、高速道路を作るほうが優先度がずっと高かったのでしょう。またそれを批判する声がかき消されるほど、国全体が別のところに眼が向いていたのでしょう。

反面、出来てから135~80年経った橋を日々渡り、1918年の鉄道橋で毎日通勤している私達がいるのです。過去の財産を当たり前のように使っているけれど、自分たちが生まれるずっと以前に、巧みに設計された都市のインフラにありがたみを感じることは少ないのでは?

オフィスビルに囲まれた陸上に比べて、今残っている川は、過去の遺産を感じる格好の場所。せっかく遺してもらったものを、今の私達は上手に活用できているのか?昔の人に顔向けできるのか?そんなことを考える機会になるクルーズになったらいいな、と思っています。
関連記事
 

Trackback

URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 

-

管理人の承認後に表示されます...

 
 

Comment


    
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。