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Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
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12月27日(月)

鉄子じゃないけど、鉄道博物館

今日は大宮にデイトリップ。鉄道博物館を目指します。ちなみに私は鉄ちゃんではありませんが、
訪れたい理由がありました。「御料車~知られざる美術品~」という企画展です。開催されていたこと
も知らなかったのですが、天皇誕生日にTVで本展の展示品が紹介されており、これは行かなくては!
と初めての鉄道博物館。子供の頃、万世橋(秋葉原の近く)の交通博物館(鉄博開館に伴い閉鎖)に
行って以来です。

御料車とは、天皇・皇后両陛下や皇太子殿下専用の車両で、「走る美術品」と言われています。特に
明治・大正時代は、当時考えられる最高の技術を用いたのはもちろんのこと、内装においても、最高の
工芸美術を用いて装飾を施すべく、デザインされたそうです。JRや織物製造者の倉庫等に保管されて
いたものが、ようやく日の目を見ることになったのです。

お昼時分に着いたので、まずは鉄博限定「ハチクマライス」。列車乗務員の賄いメシだったそうです。
メンチカツと卵の丼。
ハチクマライス

2階の展示会場では、廃車となった御料車から取り外された、引き戸や仕切り板、クッションや備品
が展示されています。漆塗りの戸に、精緻な螺鈿細工が施されていたり、板に張られた織物は、遠目
に見ると絵に見えるほど。これが絹糸による刺繍だったり、綴れ織りだったり。その手のかけ方や
色彩、精巧に下絵を再現する技に畏怖すら覚えます。そのデザインや色使いは、絢爛豪華というより
は、端正で、上品。それでいて、作品に込められた精魂が伝わってくるような迫力があります。
写真は撮れないのですが、展示品の一部が本展のHPで紹介されています。

1階のヒストリーゾーンの奥に御料車が6両展示されているのですが、ガラス張りの箱に入っており、
遠くてなかなか内部の様子がわかりません。運良く展示期間中のみ開催の「御料車解説ツアー」が
あり、箱の中に入れるので、参加してみました。車内には入れませんが、かなり間近に見られます。
大正時代の御料車4両を見せてくれました。当然フラッシュ禁止、手袋をはめて見学、と厳重です。
ガラスが光って写真はうまく撮れていませんが、参考までに。

外部は木製、そして全て漆塗り!。一部乾燥によるひび割れもありましたが、風雨にさらされる外装
が、これだけキレイに残っているのは、重ね塗りを相当していると思われます。
御料車2

運行時には、車の胴体に菊のご紋を入れたそうです。
御料車4

天井はダブルデッキといって、一段高くしてあり、まるで神社やお寺の格(ごう)天井のような造り。
御料車

織物が貼られています。
御料車6

食堂車の刺繍画。青の美しさ、立体感がガラスの外からでも十分に見てとれます。
御料車3

展望車デッキの柵もどことなくお寺の本堂の柵のように見えます。
御料車5

御料車の製造に関った方々は、時代背景からいっても、その機会を大変な名誉と捉え、天皇家への畏れ
と高いモチベーションから、素晴らしい仕事をされたに違いありません。一般庶民の我々が、その果実
を眼にすることができるのは、皇室専用品として大切に保管されてきたのは無論のこと、天皇の神格化
が解かれたおかげでもあります。美しいものを皇室と共有できるのですから、その意味では良い世の中
になったといえるのかもしれません。
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