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Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
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10月02日(日)

何も知らなかった、ということを知るのも大事、能楽セミナー

能楽セミナー二回目に行ってきました。講師は前回と同じ、観世流のシテ方、武田宗典さん。今日は能楽の鑑賞の仕方がメインテーマです。鑑賞会の演目の解説を絡めながら、能の約束事などを説明してもらいました。

シテというのが主役、ツレはシテの相手役、ワキは助演者(端役ではないそうです)。それにお囃子と地謡がつきます。考えてみれば、ミュージカルのようなものですね。ワキを演じるワキ方というのは、一生シテをやることはないそうです。この辺は歌舞伎と似たようなシステムですね。また、シテ方は面を付け、想像上の生き物や神様の役などを演じる一方、ワキ方は能面をつけず、人間の役を演じるとのこと。

そして舞台は歌舞伎と違って、大変シンプルなもの。また舞台上にセットを最初から置いてあることも多いそうですが、たとえ観客から見えていても、登場人物が「ここは○○」と指差して言うまで、そのセットはその場にはないことになっているそうです。

演目の中の舞いを、謡いながら武田さんが舞ってくださいました。結構激しい動きなのに、息も切らさず謡い、体幹がしっかりしていて、回ってもブレずにピタッと決まる舞い。かっこいい~。前回にも増して迫力がありました。凛と響く声が塊となって、どーんとこちらに迫ってくるかのよう。実際の舞台では、地謡に合わせてご本人は踊るのみだそうです。

舞台の流れや舞いの解説の後は、装束と面を見せていただきます。装束を着付けてくださるというので、すかさず手を挙げたら運よく選んでいただき、装束を羽織らせてもらいました。総刺繍の衣装なのに、軽いのにびっくりです。装束は色々な人が使うので大きめに作って、着物でいうお端折り等で調節します。着物と違うのは、生地がパリッとしているところ。そして、後に向かって裾が切れ上がっていくところ。あぁ、やはり舞台衣装なのだな、と感じます。

能装束は洗うことはなく、虫干しのみだそうです。武田家の本家に伝わる装束で、古いものは江戸時代に作られたものがあるそうですが、生地は室町時代のものを使っている装束もあるそうです。500年以上続く芸能ならではの資産ですね。

面は、紐を通す穴の近くのみを触り、顔に素手で触れないように気をつけているとか。手の汚れや脂で、面にシミができてしまうのだそうです。面は、直接は付けませんでしたが、顔の前にかざして頂いたら、殆ど前が見えないことに驚きました。能舞台を観客席から見ると目付柱というのを邪魔に感じるのですが、面を付けて視界が物凄く狭くなっている演者にとって、目付柱とは、その名の通り、自分の立ち位置などを確認する為の重要なパーツなのだそうで、納得。

こうして伝統を連綿と受け継ぐ能ですが、新作能は盛んに書かれているそうで、「エヴァンゲリオン」や、「ガラスの仮面」を題材にしたものまであるそうで、意外とその辺はオープンで革新的?それが何百年も残る作品になるのかどうかは別の問題ですが。

なんだか学ぶことが沢山あって、全部は覚えきれないでしょうけれど、こうした事を知っているか、いないかでは大違い。さぁ、今度は寝ないで鑑賞できるかも??
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