◆お知らせ◆
舟遊びみづはウェブサイト
http://www.funaasobi-mizuha.jp/
茶色白抜きロゴ

◇Twitterアカウント◇
@riverboatmizuha

◇舟遊びみづは Facebookページ◇

舟遊びみづは Riverboat Mizuha



プロフィール

Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
http://www.funaasobi-mizuha.jp/
ツイッターでもつぶやいてます:@mihobjm

カレンダー
05 | 2012/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新トラックバック
検索フォーム
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

--月--日(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
06月04日(月)

昼間とは違う楽しみ方、金曜&土曜ナイトクルーズ

5月から始めたナイトクルーズ、金曜と土曜に主に実施しています。当初はまだ夜の気温が低く、お客様はまばらでしたが、先週あたりからだいぶ気温が上がり、毛布を配らなくてもよくなってきました。同時に少しずつお客様も増えてきました。

現在私が主に乗船している船は、イルミネーションが付くので、こんな風に闇に浮かんでいます。(ピンボケですが)


潮位にもよりますが、基本は亀島川も通るコース。亀島川は、川沿いに飲食店がいくつかあり、川が見える席があったり、こちらから厨房の様子が見えたりします。コックさんが手を振ってくれることも。霊岸橋や亀島橋は夕刻はサラリーマン中心に人通りが多いので、「あのイルミネーションの船は一体なんだ??」という感じで、立ち止まって見てくれます。

夜は昼間見えるものが見えなくなって、面白い発見は少なくなるかもしれないけれど、暗さが汚れたものを隠してくれたり、マンションの灯りが街と人の息遣いを伝えてくれたりします。

永代橋をくぐると開ける、マンハッタンなような景色。よく歓声があがる場所です。


そして振り返ると青くライトアップされた永代橋が。


スカイツリーは、この辺りからだと、日替わりの青と紫のライトはあんまりわかりません(^_^;)。でも全体の灯りがシャンパンゴールドで上品な感じがします。

そんな夜景を眺めながら、明日はお休み!という開放感がヒタヒタと満ちてきた気分でお勤め帰りの皆さんが、缶ビールをプシュッ!と開けて語らっている光景。心和みます。そして嬉しくなります。少し前までサラリーマンの端くれだった自分。気持ちがよ~くわかるのです。

陸上の居酒屋やレストランもいいけれど、ちょっと水の上に来ただけで非日常になれる船で、週末気分を盛り上げてほしいなぁ、と思っています。
関連記事
スポンサーサイト
 
06月08日(金)

日曜がクライマックスの、山王祭@日本橋

2年に1度の山王祭。江戸三大祭りの一つ。6月7日~17日まで行われます。日本橋でも準備が着々と進んでいたのを日々船着場から見ていました。

赤坂の日枝神社のお祭りなのに、どうして日本橋?それは、日枝神社の摂社が日本橋茅場町にあるからなのです。日枝神社は元々、川越の山王宮を勧請したそうで、川越から隅田川で御霊が運ばれた際、茅場町にまず着いたことから、お祭りのお神輿の御旅所となったそうです。日本橋で楽しめる山王祭は、金曜日の神幸祭と、日曜日の下町連合渡御。

船内で配布している「日本橋ごよみ」というタウンペーパーの6月号の表紙は、お祭りの準備全般に携わる町火消「ろ組」であり鳶の小頭の方の後ろ姿。


先日提灯櫓が日本橋たもとの滝の広場手前で組まれていた際、ご本人がいらっしゃいました。長身で粋な感じでカッコイイ方でした~。

10日の日曜日には、9時半に茅場町の摂社から宮出しが行われ、午後には京橋から日本橋まで、中央通りで下町連合の神輿12基の渡御があります。14時半~15時頃に日本橋の中央の道路元標まで来るそうです。

(山王祭冊子より)

当日は、人だかりで船着場の存在は掻き消えてしまい、船に乗る人は少ないかもしれませんが、お祭りの勢いや華やぎで包まれる日本橋の雰囲気を楽しみたいと思います!
関連記事
 
06月13日(水)

「日本橋」 ランドマークだからこそ辿れる過去がある

江戸東京博物館で開催中の「日本橋 描かれたランドマークの400年」 に行って来ました。


江戸のシンボルでもあった日本橋が、浮世絵や絵巻、近代版画や写真で捉えられていて、そこから時の流れや、橋の変遷がわかり、毎日のように日本橋とその周辺を眺め、通航する身にはとても興味深いものでした。

上流側から魚河岸と江戸橋を眺める視点で描かれたり、上流の西河岸や、高札場がテーマになっていたり、コンクリートの護岸とビルに囲まれた現代とは全く違う風景が次々と出てきて、想像力を掻き立てられます。

また、日本橋の西側のアーチのには黒く焦げた所があり、関東大震災で燃えた船が引っかかって焦げたと話には聞いていました。今回の展示で関東大震災の日本橋の様子を描いた絵があり、船が燃えながら流れている図もあって、よりリアルにその情景を掴むことが出来ました。ちなみに日本橋は関東大震災と第二次世界大戦でも落ちずに耐え抜いた橋です。

日本橋からは、江戸城、富士山、魚河岸が見えるのが売りだったので、その三点セットを描いた絵も沢山ありました。今は高速道路に蓋をされたような状態だし、日本橋に限らず、高層ビルが沢山ある現在、日本橋から富士山が見えることを想像するのはなかなか難しいものです。でも、江戸時代の人にとって、五街道の起点であり、江戸最大の繁華街であったここから富士山とお城が見えることが誇りだったのではないかしら。

今、東京スカイツリーが開業して賑わっていますが、展望台からは、皇居も富士山も見えるし、様々な有名スポットが一度に俯瞰できることが、いつしか皆の誇りになって行くのかな、と思います。

展示されていた版画の中で、一番いいな、と思ったのは、ノエル・ヌエットのこの版画。雨の日本橋を描いていることがシブイですね~。

(展覧会図録より)

そして、大正新版画の大御所、川瀬巴水の日本橋。彼の作品「清洲橋」のほうが私はずっと好きですが、"らしさ"は出ています。

(展覧会図録より)

今、船着場のある日本橋の滝の広場は、江戸時代は罪人の晒し場でした。(生首晒しではありません、念のため)そして、現在、野村證券ビルがあるところは、明治時代には電信局の洋館が建っていたそうで、これも江戸と明治の人が絵を遺していてくれたからわかるんですよね。感謝、感謝。

個人の住宅だと、自分の家の前がどんな姿だったのか、よほど繁華街や名家とか、代々人が住んでいるところでないとわかりません。そういう意味で、ランドマークであった日本橋が、1603年に架けられてから現在まで、色々な形で記録され続け、その変遷を後年辿ることで過去と現在を結びつけることが出来るのは、素敵なことだなぁ、と思ったのでした。

知れば知るほど奥が深い日本橋。益々好きになっちゃいました~。
関連記事
 
06月16日(土)

毎回「違う」ことが楽しい日々

東京湾クルージングで、ニーズ号というオープンエアのリバークルーザーの運航をするようになって、1ヶ月半ほどが経ちました。雨が降ったり、特別な事情がなければ、主に日本橋で毎日のように船を出しています。お客様の動きや反応で、いくつか面白いなぁ、と思ったことを。

・如何に人が天気に影響されているか
気づいている人も気づいていない人もいると思いますが、人の行動に影響するファクターとして天気予報は大きいなぁと思います。特に余暇の部分で。朝、曇っていると、その後晴れても出足は遅いのです。逆に午後雨が降るのに朝晴れていると出足は早い。雨が降る前に用事を済ませよう、ということもあるのでしょう。また、テレビの天気予報で、天気の事だけでなく、「今日は外出は控えたほうがよさそうです」とか、「夜は早めに帰宅したほうがよいでしょう」とか、余計な?一言に無意識のうちに行動が規定されてしまうこともあるのかなぁ、と感じています。

・人の流れは読めない!
ある五十日(ごとうび)の平日には、皆さん忙しいのか、天気が良くて暖かかったのに、全然お客様が来ませんでした。ところが、同じような気候の月末には、平日なのに、随分お客様が来ました。月末って皆忙しいんじゃなかったっけ?近所のデパートで特別なイベントがあったわけでもないのに。。。

・日本人らしさが出るひととき
日除けに麦わら帽子を貸し出しているのですが、誰かが手に取ると、皆が手に取ります。それより日差しが強い時でも、置いてある場所は変わらなくても、誰も手に取らないと、皆様遠慮してしまうようです。出船時に、「ご自由にお使いください」とご案内すると使う方もいらっしゃるのを見ると、奥ゆかしい方が多いんだなあ、と思います。

・トイレがあることに驚かれる
大事なことなので、最初にトイレのことをアナウンスするのですが、殆どの方が「えー!あるの?」と驚いたり、笑ったり。トイレが掴みネタというのもなんだかなぁ、と思うのですが、小さな船だし、船倉の深さを知らないだろうし、とてもトイレがありそうな感じがしないのでしょうねぇ。船は限られたスペースの中に色々作り込むので、「こんな所にこれがあるんだ~」というのは結構多いのです。降りる時に、「トイレ見せてもらっていいですか?」という方もいるので、これもネタとして大事にして行きたいと思いますw

・ノリのいい人に船内の雰囲気が影響される
最初に船長さんや自分の紹介をした時に、大きく拍手をしてくださったり、「よろしくね!」と言って下さる方がいると、その方のノリに船の中全体が引っ張られるような感じがしています。こちらが案内している内容に対して、大きく頷いたり、笑ったりしてくださる方が1,2人いるだけで随分雰囲気が変わります。そいういう方は、普段からムードメーカーなのかなぁ、と思ったりして。反対に、皆様がおとなしくて、終始静粛な雰囲気の時もあります。それはそれで、話を聞いてくださっているんだなぁ、というのがわかるので、遣り甲斐があるけれど。

日に何度も同じコースを回っていても、お客様は毎度違い、ほんの30分であっても新たな出会いがあり、毎回雰囲気が違うのを楽しんでいます。人通りや、お客様の数が読めないのも、それを読む勘が働いたり、何らかの法則性を見出すことが出来たら、もっと面白くなりそうです。いつも良い事ばかりではないかもしれませんが、毎回「違う」という事を頭と身体が感じたり、予測できない事に挑むことが、新鮮な気持ちを保ち続ける秘訣なのでしょうね。
関連記事
 
06月20日(水)

聖橋、いいね!

神田川の御茶ノ水駅付近の河川工事が休工期に入り、月に何度か神田川クルーズをやることにしました。
日本橋船着場から出て、日本橋川の上流を遡り、神田川へ。水道橋~浅草橋を航行し、隅田川に出て、日本橋川の河口から船着場に戻ります。船の足が速めなので、75分で設定しています。

昨年の秋に何度かやった神田川クルーズは好評でした。私もこのコースが好きです。江戸の残り香を感じる日本橋川、渓谷の緑が目に染みる神田川、開放感のある隅田川、景観に変化があるのが魅力だなぁ、と思います。そしてこの3つの川に架かる沢山の橋。それぞれに歴史があり、特に明治~昭和初期の橋梁群は、最近の橋にはない、リベットの美しい配列や、親柱の装飾が楽しめます。

このコースで、一番人気のある景色はたぶんココ。聖橋の手前。
illustrationHIJIRI.jpg

聖橋と御茶ノ水駅、奥には丸の内線の鉄橋とJR総武線の松住町架道橋も望めます。(松住町架道橋について、詳しくはトレタビを→http://www.toretabi.jp/history/vol09/01.html)鉄道好きな人にオススメかも?御茶ノ水駅のホームから手を振ってくれる人がいるのも楽しいです。駅で何気なく川を眺めていたら、遊覧船が来た!というのは数年前まではなかなかお目にかかれなかった景色かもしれません。

聖橋は、1927年(昭和2年)に架けられた当初は東京新名所として人気を集めたそうです。さしづめ、今の東京スカイツリーみたいな存在だったのかも?御茶ノ水駅側にある、ロシア正教会のニコライ堂と、対岸の湯島聖堂と、2つの聖なる存在を繋ぐ橋、ということで聖橋という名前になったそうです。これは公募で選ばれた名前だとか。

この聖橋、渡っている時は、フツーのコンクリート橋という感じであまりそのデザインの面白さがわかりにくいのですが、御茶ノ水橋から眺めたり、川から見上げたりすると、ランドマークとして輝いています。この橋が出来た当時は、まだまだ舟運が盛んだった時代。川からの視線に力を入れたデザインにしたのでしょうね。

台地にかかる橋なので、高さが取れるのを生かし、天井の高いトンネルのようなアーチになっているのが、他の橋とは一線を画しています。ここの前でゆっくり漂っていたいような誘惑に駆られますね~。

架橋から85年、周囲の風景は変わっても、聖橋が御茶ノ水の景色に与えてくれるインパクトは変わっていません。土木建築物はずっと残るもの、だからこそ、強度や堅牢性だけでなく、デザインがサステナブルであることが如何に大事か、こういう橋が教えてくれるんだなぁ、と思います。
関連記事
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。