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Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
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04月03日(火)

嵐の夜の雑感

いやぁ、本当に今日の嵐はすごかったですね。まだ、過ぎ去ったわけじゃありませんが。
風の音が、波が崩れる時のドドドドーッという音みたいで、不気味でしたね。春にここまで荒れたことってあったかな?

旅客船の場合、安全第一ですので、一定以上の風速を伴う荒天になれば当然欠航になります。となると、その日は急に暇になる、というかさっさと家に早く帰るか、船に何かあった時に備えて船内か近くで待機、ということになります。

今日、交通機関に影響が出るのは予想がつく状況であっても、結局駅で長時間待ったり、1時間待ちのタクシーの列に並んだりしている方が相当数いたのは、色々な事情があると思うのですが、お気の毒でもあり、残念でもあり。以前よりは、早めの帰宅を促す会社が増えて、状況はよくなっているのでしょうけれど。

約一年前の震災は、予想もできなかったし、皆突然のことでパニックになって、その時自分が判断したことを最善と信じて行動したと思います。帰れない人に一晩過ごす場所を提供したり、徒歩帰宅の人にトイレや休憩場所貸してあげたり、様々な助け合いがあり、人の良い面を沢山感じることができました。

今日の交通機関の乱れは、一時的にこれに近い状況だったでしょう。でも違うのは、今日の嵐は来ることがわかっていて、どの程度の風が何時頃に吹くかも予想されていた、ということです。学校や会社が早めの帰宅を促したり、ニュースで盛んに警告していても、嵐のひどい時間に帰ろうとする人が沢山出てしまう。

何故なのか考えてみると、

・上司や顧客に遠慮して帰れない、または嵐ぐらいでとても帰れる雰囲気ではない
・どうしても今日中に終わらせないといけない仕事がある(と思い込んでいる、或いは延期を申し出られない)
・嵐が過ぎ去るまで会社や居酒屋に留まるよりは、早く帰宅したい
・ニュースも何も見ていなくて、ここまでスゴイ嵐とは思わなかった
・会社や学校が早めの帰宅勧告をした時間が遅すぎてもう嵐が来ていた

というのが主な理由でしょうか。

以前、会社員の私だったら、会議を強行されたり、「嵐ぐらいでなんだ?」という雰囲気の職場にいた時もあったので、同じ目に遭っていたかもしれないな、と思います。多分私は、帰りそこねたら嵐が過ぎ去るまで飲んでいたでしょうが、大変な思いをして帰宅した方への共感はあります。

それでも、「自然に逆らってもしょうがないんじゃないの?こういう日は会社休んだり、嵐が来る前か去った後に動いたほうがいいんじゃないの?」という気持ちになってしまいます。昨年の震災で自然の猛威を目の当たりにしたこと、自然の力に左右される仕事になったことで考え方が少しずつ変わってきているのかもしれません。

「今日は嵐なので休みます」ってなかなか言えないと思うけど、日本以外の国の多くはそう言って休むでしょうね。自己主張とか個人主義の傾向が強くて休みたい時に休むのが当たり前、という国もあれば、嵐の日はじっとしてるに限る、という自然の恵みや怖さが生活に組み込まれている国もあるでしょう。恐らく明治以前の日本はそうだったんじゃないかな?農業が主体の当時、晴耕雨読の考え方が身についていたと思うのです。自然の脅威を尊重する暮らしから遠くなった上に、義理や遠慮に縛られる律儀な今の私達。いつまでもこれでいいんでしょうかね?
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04月06日(金)

隅田川より感動?深川の水路の桜

昨年、自粛ムードの中実施した、チャリティお花見クルーズから1年、世の中の色々なことを尻目に今年も淡々と桜は咲きました。桜に限らず、時期の遅い早い、色の濃い薄いはあっても、必ず毎年咲いたり、芽吹いたりする花や葉を見ると植物の遺伝子に組み込まれた規則性にあらためて感心してしまいます。

さて、今年のお花見クルーズは、昨年完成して、少しずつ人に知られるようになった日本橋船着場から出発。船着場のある滝の広場前の桜も、八分咲き。道往く人が随分カメラを構えてこの桜を背景に写真を撮っています。
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日本橋南詰めの桜も、獅子の目を楽しませているようです。
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船は隅田川の佃付近の桜をご案内した後、潮位が低い時は門前仲町に繋がる大横川に入ります(いつも行けるとは限りませんのでご了承ください)。水門をくぐると目の前に開ける両岸の桜。橋をくぐる度に川沿いの桜並木に何度も迎えられるような感覚。
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深川の水路は隅田川と違って幅が狭いので、両岸の桜が一度に視界に入ってきます。水に向かって伸びている枝もあり、手が届きそうなほど。
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石島橋から眺めたところ。この先の巴橋でUターンすることが多いです。
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船の上からの視線はもっと近くてキレイだと思います。桜は下から眺めて酔うのがいいですね。
隅田川に出て、日本橋川へと戻って行くのですが、大横川に入れないときも、楽しめる隠れた名所があります。
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隅田川から小名木川水門を入ってすぐの場所に、両岸からの桜が楽しめるスポットが。ここは観光船も少なく、岸辺で騒ぐ人もなく、のどかで通な感じ。
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「あ、船が来た!」と思ったら清掃船。大変なお仕事だと思いますが、年に一度こんな景色の中で働く数日間は、少し和みの時間になるのでしょうか。
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業務船でも桜がバックに水を蹴立てて進む姿は絵になっちゃいますね。
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開放感のある隅田川から、薄桃色の木立の連なりを眺める佃や墨田公園の桜も良いですが、小さな水路の桜はまた格別。桜の見られる水上散歩は来週一杯いけそうです。
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04月10日(火)

日本橋に勤める人のお昼休みは恵まれている、船に乗れるから。

先週の後半から東京では桜が咲き揃い、そろそろ花が散り始めました。明日の風雨が心配ですが、散る桜もいいものです。

今週東京湾クルージングでは、昨日から12日までの4日間、もう1つ船を用意して、日本橋発着の、30分のミニお花見クルーズも実施しています。この船もオープンエア船ですが、ナノワンよりも小型の22人乗り。11時半から小刻みに5便程度運航しています。このクルーズでは大横川までは行けませんが、佃のリバーシティ付近の桜と、そこでくつろぐ人とのコミュニケーションを楽しんで頂く30分。
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お花見という言葉につられてか、ランチタイムの時間帯に近隣の会社員の方々がかなり乗ってくれています。これは私には何よりも嬉しいこと。平日昼間のメイン客層である、お買い物帰りのシニアの奥様がたはもちろん大事なお客様ですが、自分もついこの間までは会社員だったので、その方達に楽しんでもらえることにとても関心があります。今日は、ノンアルコールビールでお花見酒気分を味わっている皆さんもいて、「うん、こういうのアリだよね!」と心の中で頷いていました。下船の際、「会社に帰りたくない!」とおっしゃっている方の気持ちも、とってもよくわかります。

お昼休みに、会社の近所の川から遊覧船に乗って、お弁当を食べてお花見、今の東京でそれができるのは、おそらく日本橋だけでしょう。でもまだまだ日本橋周辺のビジネスパーソンの多くは、その地の利やバリューに気づいていないのです。日本橋で働いていても、船着場があると知らない人さえいます。日本橋駅や三越前駅は皆知っていても、日本橋船着場はまだ知名度はとても低いのです。日本橋はお昼に食べに行くところは沢山あるし、デパートは近くにあるし、昼休みを過ごすオプションに多様性があって恵まれていますが、その一つが船に乗れることなんですよね~。

知名度を上げるために、船着場の設置に関わった区や団体が努力をするのはモチロンですが、私達のような民間事業者が、色々な形でクルーズに気軽に触れる機会を提供することも大切です。お決まりの団体ツアーや事前予約だけにこだわっていては、なかなか裾野は広がりません。自分の勤め先の数ブロック先に、気軽にリフレッシュできる世界への扉があって、それを簡単に開けられる。それに気づいてもらう仕掛けをもっと考えて行きます。

お昼休みにこんなの見ちゃったら、ホント早退したくなっちゃいますよね。
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04月15日(日)

初めての売上、そしてこれから

お花見クルーズは13日をもって無事終了しました。ご乗船くださった皆様、口コミしてくださった皆様、ありがとうございました!

さて、これからのお話。ある程度形が整ったので、ご報告します。
3月5日の「回り道、します」という記事で少し書きましたが、S社長夫妻に声をかけて頂き、仕事をさせて頂くことになりました。日本橋クルーズでお馴染みのナノワン号よりも一回り小さい、20名定員のオープンエアの船を東京湾クルージングで一隻傭船することになり、その船でのクルーズの企画・運航をフローティングライフとして受託することになりました。ガイドもやります。

第一弾は、お花見クルーズの際に30分のミニクルーズを3日間運航しました。本格的なスタートは、ゴールデンウィークからになります。まず、30分のミニクルーズで、日本橋川上流コースの運航から始めます。東京湾クルージングの傘の下でのサブコンになりますが、私達にとっては本当にありがたい機会。毎日が学びの日になると思います。船長さんには来週お会いする予定。楽しみです。

自分の理想の船の形とは違いますが、屋根がないメリットはナノワンと同様、そして幅が狭いぶん、色々なところに行けます。また図体のわりに、エンジンの馬力があってスピードが出る特性も生かせそう。機材の配置や収納など、使い勝手の面でどうしても課題はありますが、アパートを借りても必ずそういうのってありますよね。当面は、自分の船だと思って可愛がり、お客様に楽しんで頂ける環境を整えて行きます。

ナノワンより定員は少ない分、貸切もしやすいかも?と思っています。乗り合いは主に日本橋発着でやっていく予定ですが、イベントクルーズなどもやりますので、またこのブログやSNS、東京湾クルージングのHPなどで告知します。

先日お花見クルーズが終わって、会社として初めて売上が立ちました。小さな一歩ですが、嬉しいものですね。まだ真似事のような感じですが、自分達が船主だったらどうするか、という前提に立って、当事者意識を常に持ち続けることが今の私達に一番必要なことだと思っています。昨年の初め、いきなり押しかけた私にチャンスをくれたS社長夫妻にきちんと収益という形でお返しをしなければなりません。そして将来、自信を持って自分達の船を所有し、運航できるように、今のこのプロセスを大事にしなければっ!

まずは安全運航第一。安全祈願にも行ってきます。
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04月17日(火)

豊洲の船カフェ、社会実験継続中

昨日4月16日から22日まで、豊洲運河の芝浦工大裏にある船着場で、船カフェが行われています。東京湾クルージングのパーティクルーザー、エスエス3世号を桟橋に付け、地元のベーカリーのパンや焼き菓子、コーヒーやジュースなどを販売するこのイベント、昨年4月に1回目が行われ、昨年の豊洲水彩祭りの1日カフェも含めると、4回目になります。
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前回だったか、ツイッターで、「いつも同じ船ばかりでつまらない」というつぶやきを見かけました。まだ社会実験の段階なので、季節や営業時間を変えたり、クルーズを入れたりして検証している途上だと思いますが、今後違う船や違う飲食メニューでもやってみると、最終的に地域の水辺の活性化に何が有効なのかが見えてくるのでしょう。

カフェをやるということは、電気や水を使います。陸上からの電源や給水がないので、船のエンジンを動かして発電し、船にある設備を全部使っています。ずっとエンジンをかけていれば、燃料を使うし、排気ガスも出続けます。期間限定だからできるわけで、サステナブルなやり方とは言えません。また、扱う飲食物によっては、単価が低すぎて、人件費で全部無くなってしまうこともあるでしょう。

とはいえ、豊洲のような、運河が近くにある地域に住む人が、もっと自分が水辺の街に住んでいることを意識できて、そこに憩いを求められるような場所があるのはとても良いことです。自分の街への愛着や誇りも、そういう所から生まれてくると思います。また、クルーザーでパーティでもしないと、なかなかクルーザーの内部を見ることもありません。ちょっとしたお出かけ気分になれたり、船に親しんだりすることもできる船カフェは、地元住民の方々にとって色々なプラスの可能性を持っていますよね。

10年ほど前、ロンドンのテムズ川に浮かぶ船がパブになっていて、そこでのんびり過ごした事を思い出しました。その船はもう廃船になるものを改造してパブにしたものなので、動くことはありませんでしたが、水の上で揺れているだけでも、陸上とは違う気分を味わえて、「あぁ、テムズ川に来ているんだなぁ」と旅情が増したのを覚えています。

実験や一過性のイベントで終わらず、水の上に浮かぶ場所を恒常的に持てる街づくり、運河「ルネサンス」の言葉の通りに実現するといいなぁ、と思います。
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