◆お知らせ◆
舟遊びみづはウェブサイト
http://www.funaasobi-mizuha.jp/
茶色白抜きロゴ

◇Twitterアカウント◇
@riverboatmizuha

◇舟遊びみづは Facebookページ◇

舟遊びみづは Riverboat Mizuha



プロフィール

Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
http://www.funaasobi-mizuha.jp/
ツイッターでもつぶやいてます:@mihobjm

カレンダー
04 | 2011/05 | 06
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新トラックバック
検索フォーム
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

--月--日(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
05月02日(月)

往復ビンタかいな~、笑うしかない。

チャリティお花見クルーズ、船カフェと続き、無事に終わってホッと一息、というところなのですが、実はその裏で往復ビンタをくらっておりました。

右の頬に受けたビンタは、修業の打ち切り。震災後の需要の急激な落ち込みがまだ十分に戻って来ておらず仕事が少ない、ということだけではなく、私がメカに弱いうえに危なっかしいことが原因です。「安易に受け入れるといって済まないね。女性だし、やっぱり怪我でもされたらご主人に申し訳がたたない。」と謝られてしまう始末。確かにロープを離すのが遅れて指が飛んだ人もいるそうですから、怪我のリスクはデスクワークよりも高いです。自治体からの仕事を受けていることもあり、安全管理上、私がいることが事業リスクという面もあると思います。

機敏な動きができなかったり、力仕事ができなかったり、ということもあるのでしょう。修業させるに足る結果を出せなかった、これが事実なのです。最近までの会社員生活では、私はすっかり「おじさん」化しており、周囲もそのように接していたので、久しぶりに自分が女性、しかも「おばちゃん」なのだということを意識させられました。社長夫妻は温かい人柄で、雰囲気も良かったので、申し渡された時は動揺してしまい、正直なところ途方にくれました。船周りの事をこれからどうやって勉強して行くか、情報をどうやって収集するか、人を確保するにしても何にしても、少し腰を落ち着けて考えます。とはいえ、一ヶ月の修業であっても、色んなことを勉強できて、貴重な機会を頂いたことは間違いありません。

私はクリスチャンだから、右を打たれて左の頬も差し出した、というつもりもないのですが、返すビンタはとーちゃん(夫)のリストラ。開業資金は、一部彼からの出資を予定しており、それは彼に定年近くまで定期的に収入があることを前提にしていたので、それが無くなった今、当初の予定通り拠出を求めるのは申し訳ない気がしています。年齢的にも景気の状況からも再就職は難しいでしょうし、本人も会社員はもう嫌気がさしている様子。彼が今後どうしたいのか、じっくり話し合う必要があります。

ただ、辞めるまでの最後の半年は結構キツかったので、とーちゃんはしばらくゆっくりしたいみたい。何も考えずに少し開放感を味わいたい、という気持ちもわかるので、急かさず焦らず、失業手当をもらいながら、旅行でもしてしばらく和んでもらってもいいのかな、と思っています。最近二人でゆっくり旅に出ていないし。年金が出るまで何年も優雅なアーリーリタイアメント生活をするほど潤沢な資金はないし、プータロー生活もしばらくすると飽きると思うので、とーちゃん・かーちゃん会社にして、二人で一緒に舟遊びの仕事を頑張ってみるのもいいのかもしれません。私は、一緒に仕事をすると喧嘩になるから別々がいいかなあ、と思っていたんですけど、人として、とーちゃんが一番信用できる相手であることは間違いないので。

修業していた先では、「いつでも遊びにきていいよ。」「起業の応援はするよ。」と言って頂いたので、お言葉に甘えてこれからもちょくちょく顔を出すつもりです。修業期間中、控えていた江戸文化や江戸工芸の勉強も続けます。

開業資金に手をつけないで済むように、いずれ日銭を稼ぐ仕事もしなければならないでしょうが、何とかなるでしょう。というか、何とかするのでしょう。「若ければキャバ嬢になって稼げたかもしれないのにね~。今更遅いよね~。」という冗談も言い合えるようになったしね。
関連記事
スポンサーサイト
 
05月06日(金)

静かにスタート 「Pit Stopつくば北条」

起業スクール仲間でもう一人、4月2日にオープンした方の所に昨日はお祝いとお手伝いを兼ねて行って来ました。以前のブログ記事「嬉しい話」でも紹介した、茨城県の有野真由美さんの自転車乗りの為の多機能ステーション「Pit Stopつくば北条」です。震災で物件の塗り壁がはがれたり、近隣には一部倒壊した家屋などもある中、静かにオープンしました。
ツイッターアカウント:http://twitter.com/PS_TsukubaHojo
DSCN3715.jpg

震災後、つくばの研究機関や大学からは、外国人研究者達が一斉に帰国したり、つくば山の入山制限や道路の通行規制があったり、決して外部環境が良くない中、まずは小さく始めてみる、とのこと。自転車乗りの人達が何を求め、どんなことを喜んでくれるのか、研究しながらピットを育てていく方向のようです。その日の天候やコースの状況、イベントなどは、当面ツイッターでつぶやくので、自転車好きの方はフォローしてみてくださいね。

場所はつくば市北条地区の、125号線の内町下交差点のところ。つくばりんりんロードという自転車専用道路が横を走っています。土日祝日の営業で、朝8時~日没まで開いています。以前食堂だった店舗を改装して使っているので、交差点の角にある日本家屋を目指すとわかります。(まだ以前の食堂の看板「高松食堂」が付いています)
DSCN3714.jpg

中は、こんな風に食事をしたり、お茶を飲めるスペースになっています。
DSCN3716.jpg

食堂の名残で、小あがりもあるのが面白いです。靴を脱いでくつろげますね。バランスボールなど、ストレッチができるものも置いてあります。
DSCN3722.jpg

近隣の自転車レースやイベントの情報掲示板や、資料・地図が置いてあり、休憩しながら読める自転車雑誌なども。
DSCN3717.jpg DSCN3719.jpg

食事は、自転車乗りの人の栄養補給を主眼に置いた軽食が中心です。確かにバナナや甘いものは即効性がありますよね。お米が美味しいところなので、ご飯ものはモチロンあります。
DSCN3720.jpg

今日は、メニューの試食ということで、色んなおかずを出してくださいました。実際に供されるのは、この中から一、二品になるようですので、ご注意を。レンコンや切干大根など、地元の食材を使った料理が美味しかったです。
DSCN3723.jpg

卵は近くの養鶏場の紅卵と平飼い卵。豆おこわも、地元のもち米だそうです。
DSCN3726.jpg DSCN3727.jpg

自転車乗りの人が、ちょっと休憩して小腹を満たしたり、トイレを借りたり、タイヤに空気を入れたりしたい、そういうニーズを満たせる場所。自転車談義に花を咲かせられる場所。そんな空間を目指しています。お店の奥には畳の広いスペースがあり、仮眠や合宿などもできるようにしたい、とのこと。いずれシャワーなども使えるようになるそうです。宣伝はまだまだこれからですし、まだ何のお店かわかりにくかったり、入りにくかったりするので、パネルやフラッグなどで徐々に存在を目立たせて行くことになりそうです。

まだ訪れる人はそう多くはありませんが、オープン時には、地元新聞に掲載されたり、サイクルスポーツという自転車の世界では有名な雑誌が取材に来たりと、パブリシティはわりと来ているそうです。地元では有名な自転車乗りの方が今日も立ち寄って行かれました。

グッドニュースは、ツール・ド・つくばというヒルクライムレースが6月19日に開催決定となったこと。各地から参加者が来るし、事前の練習に訪れる方々もいるので、イベントの盛り上げと同時にピットのことも知ってもらえるような活動で、弾みがつくといいな、と心から願っています。平日は仕事を抱え、シングルマザーとして子育てもしながら、自分の夢を追い求めている有野さん。本当に頑張りがきいて、すごいなぁと思うし、その姿に刺激を受けます。微力ながら、自分にできることでサポートを継続したいと思います。
関連記事
 
05月08日(日)

被災ワインのラベルが教えてくれたこと

ネットのニュースで、気仙沼のワインショップが営業を再開し、泥にまみれたワインを掘り出して洗浄し、値引き販売している、というのを知りました。ワインナビさんです。ワインのラベルが剥げたり、無かったりするそうですが、品質チェックをして出荷しているとのこと。良いワインがお得価格で飲めるなら全然気にならないし、購入によって仕入やお店の再建に使えるキャッシュフローの一部になれるならいいなぁ、と思って注文しました。

HPでは、被災したワインに関して、但し書きがついています。要約するとこんな内容です。(詳細はワインナビのHPを見てください)
・災害を受けた商品で、油を含んだ海水を浴びていること。
・高圧洗浄機で、油や洗剤を除去のうえ、真水でも洗浄。
・ラベルは不完全。
・最終チェックで、キャップシールを切り、問題がなければ出荷。
・問題があれば出荷しないので、本数が揃わない場合あり。

さて、これからの季節に飲みたくなる白を中心に10本が届きました。確かにラベルは損傷しているものばかりです。でも、角が剥げている程度のものもありました。ボトルの特にラベルの紙部分には、重油や泥のような匂いが染みています。キャップシールを切っているので、コルクが見えている状態でした。
Image291.jpg

これを出荷するために、何度も洗浄して、平常時の何倍もの手間をかけて送ってくれたんだなぁ、と思うと、アウトレット価格で買うのが申し訳ない気持ちになりました。しかも、自宅やお店が被災した状況下で、皆さん作業しているのです。自分だったら、こういう行動が取れるだろうか?考えさせられました。生きる力を感じました。ワインナビの店主の方のブログには、経営者として商いを復活させようとする強い意志が随所に表れています。
Image292.jpg

問題なく飲めるように、ワインと一緒に注意書きが付いています。
・手に匂いがつかないようにボトルをラップで包むこと。
・キャップシールが付いていた箇所を除菌ティッシュで拭く。
・コルクを抜いたら、指の第一関節の深さまで、ウェットティッシュでビンの口の内側を拭う。

書かれていた手順通りに、早速食事のお供に一本抜栓してみました。コルクの上面は微かに臭いますが、下面側(ワインの液体側)は、ワインの香りだけ。普通に美味しくいただきました。

ボトルに付着した臭いを最初にかいだ時は、ショックでした。でも、畳やカーテン、壁などが、重油や泥でやられるのがどういうことなのか、想像だけでは全然わかっていなかったことを、ワインラベルの臭いが少しだけ気づかせてくれました。東北を応援して美味しいワインが手ごろに飲める、というだけではない何かが被災ワインにあるとしたら、それはこの臭いと今も闘っている方々がいるという事実を共有できることなのかな、と思います。
関連記事
 
05月11日(水)

初めてたっぷり楽しんだ太神楽

日本舞踊の花柳廸薫さんにお誘いいただき、月曜日に太神楽(だいかぐら)の公演に行ってきました。国立演芸場で、毎年ゴールデンウィーク期間に行われる大演芸まつりの一環です。講談、浪曲、落語、手品、太神楽や漫才などの各協会が日替わりで、協会団体ごとにその芸能をお披露目するというもの。寄席では、こうしたものが全部混ざった番組構成ですが、大演芸まつりでは、一種類の演芸の色々な側面を楽しむことができます。

太神楽、と聞いても「それってなに?」という方が多いと思います。一番馴染みがあるのは獅子舞いかな。それから、お染ブラザースこと、染之助・染太郎というコンビ、傘で毬を回して、「おめでとーございます!」という芸を覚えている方は多いのではないでしょうか?ちなみに、染太郎さんが亡くなって以来、染之助さんはお一人で活動されているそうです。

最初の演し物は獅子舞。もともとは、天の岩戸伝説の篝火の色から獅子頭は赤になったそうですが、それから更に縁起良く、ということで太神楽の獅子頭は金色になったとか。伊勢神宮の神楽は、笛と太鼓のみですが、江戸周辺の太神楽は、お祝い事の賑々しさと江戸の粋な風情を醸すのに三味線を使うようになった由。様々な曲芸にも必ずこうした音楽が付いてきます。獅子頭の目は開いているにもかかわらず、眠っているさまや、あくびをするさまがユーモラス且つリアルに表現されていて、熟練の技を感じます。昔の町内回りは、一軒ごとに舞ってお祝いするので、吉原などを回り切るには、一ヶ月もかかったそうです。それだけの期間、祝祭の雰囲気を楽しむゆとりがあったんですね。

その後も、曲独楽の技、和のジャグリング、傘の上で茶碗・升回し、寸劇など色々な太神楽の芸を見ることができました。たとえちょっと失敗しても、それを笑いに変えて、最後には成功させて盛り上げるのも芸のうち。

後継者難から、国立劇場に今は養成所ができて、師匠達が先生を務めながら、3年間修業の後、師匠のところで1年前座を務め、通常は4年でデビューするそうです。トークの面白さやルックス、一発芸で売れて、テレビでもてはやされるお笑い芸人さん達とは随分プロセスが異なります。20年後、30年後に「芸」を極めて生き残っているのが誰になるか、という意味で興味深いですね。今のお笑い芸人さんの中でも、話芸を極める人もいると思うし。

落語や浪曲と太神楽が異なるのは、その歴史の長さ。飛鳥時代に起源を発しており、祝福芸能として、お正月やお祝い事の際に行われて千年以上続いているもの。今はお祝いの時に曲芸や獅子舞を呼ぶことなど、殆ど無くなってしまいましたが、開店祝いや竣工祝いに太神楽をお願いするような旦那衆や会社があったら粋ですよねぇ。自分が事業を始めたら、折々にお呼び出来たらいいなあ、と思います。来た人を楽しませて一緒にお祝いしてくれる太神楽の芸人さん達。その灯を消すまいと頑張っている、特に若手の方々を応援して行きたいですね。
関連記事
 
05月14日(土)

日本橋発東京スカイツリー船の旅(その壱)

今日は、中央水の都フォーラムの、リバーツアーに参加しました。日本橋から出て、隅田川を遡上し、小名木川、横十間川、北十間川のスカイツリーベストビューポイントに行って戻ってくるというもの。

以前の記事で、横十間川~小名木川~隅田川の川沿い歩きについて書きましたが、そのコースを船で行くものです。

4月にできた、日本橋船着場。これは防災桟橋ではなく、観光・舟運用の桟橋という意味で画期的。日本橋の老舗の旦那衆のご協力もあったそうで、他の桟橋と違って、重厚な門があります。橋上の彫刻にちなんだ麒麟の文様が。
DSCN3732.jpg DSCN3731.jpg

傭船は、Zealさん。このゼンフリートという船は、屋根なしの運河クルーズ船の草分けです。個人的には、修業していた東京湾クルージングのナノワンという船のほうが、船らしくて好きですが。
DSCN3733.jpg

川沿いの歴史ある建築物の説明を受けながら、船は隅田川へと向かいます。これは江戸橋の裏側。
DSCN3784.jpg

内部河川から隅田川に出る時の「開ける」感じは何度経験してもいいものです。河口から海に出たような開放感。爽やかな川風が気持ちいいです。

マイラブ清洲橋も、美しいブルーが初夏の日差しに映えています。
DSCN3776.jpg

清洲橋をくぐり、小名木川へ。ここには東西の水位差を調整して船を通行させる扇橋閘門がありますが、それについては(その弐)で書きます。

閘門を通過し、2つ目の川の交差点が横十間川。ここを北上してスカイツリーに向かいます。以前歩いたときは冬だったので岸辺に花のある風景に和みます。
DSCN3749.jpg

対岸の新緑も眩しく、川沿いの遊歩道が整っているところは、ウォーキングやランニングの人が随分出ています。
DSCN3759.jpg

ただこの川の岸辺の管理は上流では江東区と墨田区で分かれているそうで、残念ながら墨田区の管轄部分は上記のようなボードウォークがなく、錆びた鉄板が露出している護岸がちらほら。防災桟橋の未活用や不法係留問題も含め、所轄が各区と都で分かれているために進まないことが多いそうです。スカイツリーの完成に合わせて、舟運を活発にする流れはありますが、岸辺の景観を整えるのも大事です。

せっかく水辺の見直しに勢いがついてきているのですから、今回のツアーのように、川から眺める景色を楽しみながら水辺の活用を訴え、今後の都市計画に対してどんな提案をしているのかを啓蒙するのも必要ですね。あまりにも知られていない水辺の楽しさをどう伝えて支持者を増やすか、考えどころです。
関連記事
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。