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プロフィール

Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
http://www.funaasobi-mizuha.jp/
ツイッターでもつぶやいてます:@mihobjm

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01月01日(土)

元日に去来する気持ち

皆様、あけましておめでとうございます。
2011年が皆様にとって、素晴らしい年となりますように、お祈り申し上げます。


今まで迎えた新年と比べて、気持ちの引き締まり方がなんだか違います。年女ということもありますが、
事業の開業に向けて、今年がいよいよ正念場だからです。

正直なところ、不安もあります。舟の設計や建造のこと、お金のこと、係留のこと。そもそも自分にこんな
事ができるのか?考えが甘すぎるんじゃないか?というネガティブな気持ちになることも。

反面、舟遊びをもっと粋に、宴会だけじゃなく、文化や歴史も楽しめる娯楽にしたい、江戸の人が遺して
くれた、東京の水辺の良さを世界の人にも伝えたい、という強い思いもあります。「こんな舟遊びが欲し
かった~」と言ってもらえるはずだ、という根拠のない(笑)自信めいたものもあります。

できるか、できないか、考えが甘いかどうか、計画が進捗すれば、色んなところでわかるでしょう。自分
が想定している以上のトラブルも絶対あると思います。色々思い悩み、たじろいでいては、それすらわから
ない。前に進み、数々の洗礼を浴びるしかないのです。

昨年起業を決意し、9月中旬から活動を始めて、本当に素晴らしいご縁を沢山頂きました。訪問してお会い
した方々、同じスクール・講座の仲間や、名刺交換させて頂いた方等新たに出会った方は約60人。会社
にいたら、こんなに多くの人に出会うことはなかったと思います。ネットでも、ツイッターの相互フォロー
やフェースブックで友達になってくれた方もいらっしゃいます。そして以前からの友人達の「応援してるよ」
の言葉。何もかもがありがたいです。

今年は、ウィークリー、マンスリーのスケジュール管理をきっちりやって、楽しみながらも自分にもっと
厳しく活動します。皆様に具体的な報告がガンガンできるように、サクサク動きますので、どうぞご期待
くださいまし。
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01月02日(日)

観光は成長産業

昨年9月~12月まで、立教大学観光研究所の、ホスピタリティマネジメント講座を受講していました。
全部で35回の講座で、毎回ホテルチェーンの経営者や、元総支配人、その他システムや予約サイト等
様々な分野の第一人者が講師で招かれていました。その中の3分の1近くの講師の方が言及されていた
のは、観光が国の新成長戦略の一つとして位置づけられている、ということ。これまで製造業に比べ、
産業としての影が薄かった観光業界に、やっとお鉢が回ってきたぞ、という喜びが各氏の言葉の端々に
感じられました。

近年アジアからの観光客の増加傾向や、クールジャパンと称して、日本文化をサブカルチャーまで含めて
世界に広めていこうという動きの中で、海外からの観光客(インバウンドとよびます)を2020年迄に
年間2500万人に増やす目標を国が立てています。昨年は、900万人弱で過去最高になるらしい、
星野リゾートの星野社長がツイッターで言っていました。ちなみにインバウンド客数世界一はフランス。
年間で8000万人が訪れるそうです。陸続きのEU諸国から簡単に来られる、という地の利もありますが、
美味しい食事やワイン、世界遺産・ファッション・芸術、と惹きつける魅力も十分なのでしょう。

日本はものづくりの国として、その技術力と効率的な生産力で世界のトップを走ってきました。しかし
内需は頭打ち、円高の影響もあり、国内での製造が増える可能性は低いという状況。じゃあ、どこかに
成長余地はないのか?ということで見てみたら、「あら、観光があったじゃないの。」という経緯なの
かな、と思います。というのも、観光客が増えればホテルや旅行・輸送業者が潤うだけではありません。
旅行に行けば、お土産や記念の品等買物はつきもの。食事もツアーに付いていなければ、当然レストラン
に入るか、どこかで買って食べます。

というわけで、外需を取り込むインバウンド客の増加を目指すことが、経済への波及効果も大きいので、
観光庁も気合が入っているようです。確かに日本の安全で美味しい食や、キメ細やかなおもてなしの
精神は、ソニーやホンダの製品のように、海外の人に認知されるだけの商品力が十分あると思います。
大げさに言えば、最後の秘宝。

自分が参入しようとしている分野が成長産業だ、というのはいいことです。広い目で見れば追い風を
受けているわけで、その風にうまく乗れるかどうかが問われています。でも、2500万人を鵜呑みに
していいのかなぁ、とも思うのです。過去、地方空港や地方高速道路の利用者数は華々しい予測が
ぶち上げられましたが、達成したものは殆どありません。公共事業の予算を取るための数字合わせと
性質は違うでしょうが、あと9年で2500万人にするには、関連省庁を横断する取組みを相当な
スピードで進めないと、厳しいんじゃないかと思っています。

こちらはインバウンド客が増えるまで、ノンビリ待っている暇もないですし、観光客はインフルエンザ
や天災・テロ等でガクッと減る可能性は十分にあります。ターゲット顧客を観光だけに絞らず、複数の
柱を持つことでリスクを分散するつもりです。

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01月04日(火)

深川へ初詣

昨日は、初詣に門前仲町へ。お世話になっている地元のお蕎麦屋「一松」の親父さん夫婦&常連チームで
深川不動へ。ここの参道は、情緒があって好きです。深川不動は成田山新勝寺の別院。護摩行のお経と
太鼓が響いています。
深川不動1

露店もひしめいています。かるめ焼き、懐かしい~。
深川不動2

本堂の木彫りが立派ですね。何気にこういうのが見られるのが寺社にお参りする楽しみの一つ。
深川不動3

深川不動4

決意を込めてお参りをし、後ろを振り返ると、いつのまにかスゴイ行列に。永代通りまで伸びていました。
初詣、良い習慣だなあ、と思います。年初に神仏の前で頭を垂れるだけで、謙虚な気持ちになりますね。
深川不動5

さて、この門前仲町、名前の通り約400年前から富岡八幡宮と永代寺の門前町として栄え、深川の一大
繁華街でした。今は殆どが埋め立てられてしまった掘割を舟が行き来し、参詣客や遊興客を運んでいた
のです。今や周辺では、大横川や平久川がわずかな面影を残すのみ。船着場も、一般に開放されたものは
ありません。舟に乗ってお参りに行き、帰りの舟ではほろ酔い、なんて楽しいと思うんですがね~。舟を
そばに着けることは難しくても、その情緒に近いものを実現させたいですね。
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01月05日(水)

江戸三座の面影を訪ねて

本日は和のコンシェルジュ新日屋さんの助六塾で浅草へ。バラバラな歌舞伎の知識を少し体系
立てて、海外のお客様に質問されても恥ずかしくないように、勉強しに来ました。まずは浅草寺にお参り。
まだ松の内ということもあり、大変な賑わいです。
asakusa10.jpg

お題は、歌舞伎・文楽研究家の高木秀樹先生の「浅草猿若町めぐり」。歌舞伎の成り立ちと、江戸三座が
移転して来た浅草の猿若町についてのお話の後、関連する史跡をめぐるウォーキングツアーという構成
でした。

歌舞伎の起源は出雲の阿国が京都で始めた阿国歌舞伎、というのは教科書でも習いますが、芸事を見せる
娯楽という以外に、今でいうフーゾク的側面があったそうです。歌舞伎に出演する女性は、お持ち帰りOK
だったとのこと。それが公序良俗に反するということで、若衆歌舞伎に。しかしこれも、美少年好みの男性
にとっては、フーゾク。ということで、秩序の乱れが懸念され、大人の男性が女性の役も演じる現在の形
「野郎歌舞伎」になった由。人が、ちょっといかがわしいものに惹かれるのは今も昔も変わらないですね。

風紀を取締る為に、幕府が芝居小屋の数を制限し、1670年代には四座あったのですが、一つが「絵島
(江島)生島事件」というスキャンダル事件で廃止されて、結果三座になりました。その事件に関して市川
團十郎家が歌舞伎宗家となった経緯等、面白いお話を沢山聞くことができました。

天保の改革のぜいたく禁止令の中で、日本橋~銀座の江戸中央部から少しはずれたところに、歌舞伎の
三座が移されたのが、現在の浅草六丁目、当時の猿若町。歌舞伎を潰す勢いの水野忠邦に、移転を進言
したのは北町奉行の遠山の金さんだったそうです。金さん、ありがとう!

さて、会場を出て巡るコースは、浅草寺二天門⇒弁天山⇒市川猿翁句碑⇒九代目團十郎像⇒宮戸座跡⇒
旧猿若町一帯⇒待乳山聖天⇒隅田公園。

浅草寺の裏手にある、團十郎の「暫(しばらく)」の像までは訪れる人も少なく空いていました。
この蟹みたいな頭が特徴ですね。
asakusa3.jpg

現在は、料亭「婦志多」になっている、小芝居小屋「宮戸座」の跡。
asakusa4.jpg

ここが、猿若町であったことを示す札。地名を復活させてほしいですねぇ。
asakusa5.jpg

芝居小屋があったわずかな名残を示すのが、藤波小道具。今でも歌舞伎の小道具を製作しています。
空襲で全焼したこの一帯で、ここの蔵は焼け残り、戦前の團十郎の道具などが残ったそうです。
asakusa7.jpg

「法界坊」にもゆかりの待乳山聖天。
asakusa9.jpg

ここの築地塀は、江戸時代から残るものだそうです。
asakusa8.jpg

ツアーは、スカイツリーを臨む隅田公園で解散。焼け野原になったこの辺で、面影を残すものは少なかった
けれど、もしタイムマシンがあったら、江戸時代のこの場所はすごく行きたい場所の一つです。きっと
隅田川を猪牙舟で飛ばして、芝居にようやく間に合った人などもいたに違いありません。

帰りは吾妻橋を渡り、満願堂の芋きんをお土産に買って帰りました。お味も包装紙も好きです!
asakusa11.jpg

今日は、歌舞伎の大向こうさん(中村屋!待ってました!等の声をかける人)もいらして、歩きながら色々
お話が聞けて、素朴な疑問も解消。こういう楽しい勉強は、どんどん頭に入ります。刺激の多い一日でした。
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01月08日(土)

江東シネマフェスティバル

江東区の水辺に親しむ会に、新年の挨拶に伺おうかとご連絡したところ、理事長の須永さんが、
「挨拶はいいから、週末に、江東シネマフェスティバルがあって、そっちにずっと行っているから
いらっしゃいよ。」とお誘い頂きました。江東区深川は、往年の名監督小津安二郎の生まれた
ところで、江東区を舞台とした作品も作られています。それにちなんだフェスティバルのようで、
今回は第4回とのこと。TVで、監督の「お早う」や「東京物語」を見たことがあります。

本日8日は、無声映画に弁士と楽団が付くプログラムがあり、無声映画はTVでしか見たことが
なかったので、行ってみました。映画は「チャップリンの放浪者」と「御誂治郎吉格子」(おあつら
えじろきちごうし)。チャップリンの映画は、単純な喜劇ではあるものの、ついクスッと笑って
しまいます。笑いのツボは今も昔もそう変わらないんだなあ、と気づかせてくれます。

「御誂治郎吉格子」は、江戸の大泥棒鼠小僧治郎吉が、大阪に逃亡した際のお話で、原作は吉川
英治。鼠小僧の男気がかっこいいのに加え、相手役のおせんの捨て身の愛もグッと来ました。
1931年(昭和6年)の作品。この当時の時代劇は出演者の所作や衣装が本当に自然で、違和
感が全然ありません。着物を日常的に着ていた時代ならではですね。女優さんの日本髪も、自分
の髪で結っているようでした。

主演は丹下左膳で有名な大河内伝次郎。シブイ!顔はかなり大きいですが、目ヂカラがあって、
何より安心感があって。京都の大河内山荘にもその名を留めていますね。
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大河内傳次郎

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無声映画の場合、役者さんは観客に対して、声の演技が使えません。これはなかなか大変です。
故にカメラワークは、顔の表情の変化でニュアンスを伝えようと、役者さん達の顔のアップが
多かったように思います。そして、その無声を補うのが弁士、澤登翠さん。演じ分けや声の情感が
画面にぴったりと合っているからか、弁士がそこにいて喋っていることを忘れるほど。映画に集中
できるのです。落語にも通ずる話芸です。それを盛り上げるサウンドトラックは、楽団カラード・
モノトーンによる生演奏。

昔は録音再生装置が少なく、高価であったため、人間がやるしかなかったのでしょうが、今となって
は映画に弁士が付き、楽団がサントラをライブで演奏してくれるなんて、随分贅沢なことです。
これは立派なパフォーミングアート。単に古いものを再現するとか、懐かしむというのではなく、
一つの総合芸術として、もっと注目されていいなあ、と思いました。

日本で唯一、無声映画を専門に扱っている映画会社、マツダ映画社。こちらのHPに無声映画の
上映イベントが出ています。ちょっとハマリそうな予感です。
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