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Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
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12月01日(水)

東京の水辺空間シンポジウム

昨日はシンポジウムに参加。会場は水上バス。水辺を巡りながらやりましょう、という趣向。
スカイツリーとフィリップ・スタルクのオブジェ(あれが何に見えるかは別として)
を望む船着場から出発。
Image202_convert_20101201103425.jpg

永代橋あたりまで、水上バスのガイドさんの案内も付いていました。船内が暗くて、
携帯のカメラでは美しい橋の数々を撮れず残念。川から眺めて私が好きなのは清洲橋。
渡るのが好きなのは勝鬨橋。暮れなずんでいく時間に美しい工業デザインが溶け込んで
いきます。

法政大学デザイン工学部の陣内教授の基調講演を聞いて、1960年代に、水辺を無視
した東京の突貫開発で本当にもったいないことしちゃったんだなあ、とあらためて実感。
当時の水上バスに乗っていた人が、川の水の臭さに顔をハンカチで押さえている写真も
資料に載っていました。失われたものを取り戻す労力は大変だけど、東京都もポジティブ
な取組みを始めたし、色んな人が東京の水辺の魅力を発信しようとしている流れに、自分
も頑張ろう!と元気づけられました。

事例発表は、大阪の「水都OSAKA水辺のまち再生プロジェクト」の松本さんより。
大阪も水辺が忘れられていたけれど、この10年で随分形になってきた由。
新しく施設を開発するより、使われていない所や見捨てられている所の魅力を
見極めて発信することに重きを置いた活動だそうです。「こんなんあったらええのに、
誰もやらへんから、うちがやるわ」の精神で、様々な活動をしています。思ったのは
すごく柔軟な発想の人が集まっているんだなあ、ということと、それを形にしていく
のが上手だなあ、ということ。

水辺でお弁当を食べながら、周辺の景観などを話し合う「水辺ランチ」は、お金をかけずに
きっかけ作りができる活動でいいですよね。今はお休み中のようですが。面白いと思った
のは、「水辺不動産」。水辺の物件に特化した不動産屋さんです。窓の外に眼をやると川の
流れや水のきらめきがある家って素敵ですよね。

20年近く前関西に住んでいた時、中ノ島のオフィスに勤務していたけれど、毎日
堂島川を渡っていたのに全然意識していなかったなあ。今は、もったいないことをした
と思ってます。
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12月03日(金)

江戸工芸な一日(その壱)

今日は、友人の誘いで、有機野菜の宅配サービス「大地を守る会」のイベントに行ってきました。
テーマは「暮らしの中で江戸切子を楽しむ」。蒲田で工房を営む「フォレスト」の社長さんが講師です。
江戸切子というと、墨田・江東区のイメージですが、昭和初期に大手ガラス工場の移転に伴い、
職人さんが蒲田地区に移ってきてから、蒲田にも切子の工房が生まれたとのこと。

江戸切子の歴史、製作工程、お手入れの仕方など、それぞれに面白いのですが、薩摩切子との
違いが興味深かったです。江戸切子に比べ、薩摩は色ガラスを被せる厚みが3倍ぐらいある為
カットが深くなり、彫刻的になるそうです。江戸のほうは、薄いぶん細かい細工に向いている
とか。元々江戸の職人がヘッドハントされたそうですが、薩摩はお金がありましたから、
色ガラスを厚く出来たのかも?成立ちも、薩摩は藩営で、街場の商人と職人のコラボで粋を
磨いた江戸切子と違い、殖産興業的匂いを感じます。

一番驚いたのは、缶のお茶を切子のグラスに入れて飲んだ時。最初に缶から飲んだ時と、
グラスから飲んだ時では、口当たりも味も全然違うのです。缶から飲むと、お茶が「ドボッ!
ジャブジャブ~」と舌の上を飛び散って喉に転がり込みます。対して切子のグラスで飲むと
お茶の帯が滑らかに舌の中央を流れ、まろやかに喉を通って行くのです。同じお茶なのに
この違い。「そんな大げさな~。」と思った方もいるでしょうが、会場にいた人が皆
唸っていました。あぁ、あのグラスで純米吟醸を飲みたい。。。

仕上げの磨き工程が手かフッ素処理かによって手触りが大きく違うこともビックリでした。
職人の根気とプライドが、持っている手を通して伝わってくるようでした。触れて使って
初めてわかる職人の手の温かみや、技のすごさ。舟でも、素敵な切子のグラスで、美味しい
お酒を楽しんでもらうつもりです。今度工房見学&体験にも伺って、もっと勉強してきます。
今日拝見した、素敵なデザインのグラスをもっと色々見てみたいしね。

さて、午後からは墨田区の伝統工芸が一堂に会する「技市・楽za」、江戸木箸のお店も訪問
したのですが、長くなるので次回に。

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12月05日(日)

江戸工芸な一日(その弐)

さて、浅草に移動し、吾妻橋を渡って墨田区役所へ。区役所のビルのホールで開催中の
「技市楽za」に行きました。ところがっ!最終日は14時閉場で着いたのが13:45。
ちゃんと見てくれば良かった。片付けモードの会場をサクッと見て回ります。
簪屋さんの前を通ると、歌舞伎の中村屋の家紋「隅切銀杏」を打ち抜いた簪が。そこの
お兄さんが、「歌舞伎座の売店からの注文なんですよ。」「歌舞伎の中で使う簪は、床山
さん(鬘を結う人のこと)から注文が来るんです。」と教えてくれました。

江戸文字の木札のお店で見かけた携帯ストラップ、カシュという漆のような塗料で文字
を盛り上げて書いてくれるそうです。プレゼントにいいかも。その他江戸小紋のシャツ
とか、桐のタンス、指物(小さな家具)、等々精緻な職人技に囲まれ、欲しいものの
オンパレード。とはいえゆっくり見る時間がなく、タイムアップ。残念。

しかし、このイベント、平日月~木の10~17時、最終日は14時まで、という開催
時間。もったいないです。墨田区の40人以上の職人さんが出展しているのですから、
もっと沢山の人が来場できるスケジュールにしてほしかったですね。今回は会場の事情
があったようですが、来年は土日を挟んだり、期間中1日でもいいから遅くまでやる日
を作ってほしいなぁ。

撤収がばたばたと始まっている会場を後にして、業平橋まで歩きます。スカイツリーの
たもとまで来ました。見上げる首が痛い。。。
Image208.jpg

初めてスカイツリーの工事現場入口に来ました。ひっきりなしに、大小のトラックが
出入りしています。
Image206.jpg

おおっ!北十間川の親水テラス工事も随分進んでいます。私の舟もここを通ったりできる
のかなぁと想像するとワクワク。
Image209.jpg

業平橋の駅のホームでは、スカイツリー&東武電車のツーショット等が撮れそうです。
鉄ちゃんスポットの一つになるかも?

業平橋から曳舟に移動し、江戸木箸の大黒屋さんへ。
Image210.jpg

技市楽zaでゆっくり見られなかったお箸の数々を見せてもらいます。お豆腐用、中華料理用
等用途別もあれば、鉄木、黒檀等木の種類も様々。その中で、七角や五角に削ったお箸は
絶妙に手指に馴染みます。

ご亭主が、「お箸は大抵皆自分のものを持っているし、直接口に運ぶすごくパーソナルな道具
であり、食べることで命を作る道具なのに、意外とぞんざいに選んでいるんだよね。」
「箸を塗りとか色で選んで、試しもせず箱に入っているものを買っちゃう。持ち易さ、つまみ
易さで選ぶ人は少ない。でも本当に美味しく食べたいなら、自分が使い易い長さや形の箸を、
実際に触って選ぶのがいいんですよ。」説得力あるなぁ。

私が使い易いと思ったのは鉄木の七角箸。奇数角は削るのが難しいそうです。本人が選んで
ないけど、うちのとーちゃん(夫のことを、とーちゃんと呼んでます)に1つプレゼント。
合わなかったら私が使うし。修理や塗りなおしなど、長く大事に使うためのケアもしてくれる
ので安心です。

さて、とーちゃんは、軽くて馴染みが良くて使い易い!と大絶賛。長いお付き合いになりそう
です。職人さんの心意気を感じる江戸工芸は素敵です。
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12月08日(水)

長崎での素敵な出会い

長崎に行ってきました。ご紹介のご紹介のご紹介で、電気推進船の設計の経験が豊富な大学
の先生にお会いすることになったのです。ハウステンボスの船の設計もされた方。先生は、
民間企業で船舶設計の技術者として働いた後に大学に移られたこともあり、私のような文系
人間の「やりたい事が実現できれば、細かい技術はなんでもいい」「新技術にとらわれる
あまりに、オーバースペックになっては意味がない」という考えにも、理解を示してくれました。

一見、荒唐無稽にも見える私の計画について、「色々応援するから是非実現して下さい」と
言っていただき、心強いと同時に、人の夢や希望を、否定せずに受け止めてくださる度量の広さ
を、本当にありがたいと思ったのでした。多分学生にも人気があるんだろうなあ。

ハウステンボスでのミーティングは翌日だったので、先生に案内いただきながら、長崎の
街を歩きます。
オランダ坂

大河ドラマの影響もあり、グラバー邸周辺はさすがに観光客が多いです。神戸や函館も洋館
がありますが、ここは洋館建築が集まっているので、比較しながら歩けます。
グラバー邸

以前「秘密のケンミンSHOW」という番組でも取り上げていましたが、男性のズボンのファスナー
の所を「社会の窓」と言いますよね。でも長崎では「世界の窓」と言います。先生にも
確かめましたが、やはり「世界」だそうです。いち早く世界と繋がっていた長崎ならでは。

出島の一部が復元されています。日本人で入れたのは、中で工事等の労働をする職人や運搬業者、
そして遊女だけだったそうです。オランダから女性を連れてくるのは困難だったのでしょう。
遊女を使った諜報などもあったかも?と妄想してしまいます。
出島

有名な眼鏡橋。水に映って丸眼鏡になる趣向。護岸から水辺に降りられるようになっていて、
川沿いを歩けます。こういう親水エリアがあるのがいいですね。東京も小名木川で遊歩道の工事
をしていますが、神田川や日本橋川等にも広がってほしいものです。
めがね橋
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12月10日(金)

ハウステンボスの船

翌日はハウステンボスへ。ここは、アミューズメントパークとして有名ですが、別の顔もあります。
県下随一のエネルギーパークとして、太陽光発電で園内の電力を一部まかなっています。7千枚の
ソーラーパネルで、900kw発電するそうです。年間の発電量は、一般家庭の250世帯分に
相当するとか。

その取組みの一環で、キャナルクルーザーという園内の運河を巡る船の一隻を電気推進船にしました。
今回はその船について話を聞きに行ったわけです。有名メーカーや大学との協同プロジェクトで、
作った船は51人乗り。すごいですね。これだけの人間が乗る船を全て電力で動かすのは相当な
パワーです。電源はコンセントからと太陽光発電のハイブリッド。これをバッテリーに充電して
動かします。制御系、インバーター、センサーなど、さすが洗練されたシステムです。既存の船体
を使ったそうですが、県の補助金も得て、相当大規模に開発した様子が窺えます。現在は諸事情に
より、運航を停止していますが、早く再開してほしいものです。

私が計画している船は、定員10名程度で、今回見せてもらった最先端技術よりも、少し落ち着い
た(といってもまだ十分先進的ですけど)技術にする予定です。人を乗せるのですから、実績と
安全重視。商用ですから、実用性も大切です。開発⇒実験⇒検証を繰り返して実用化する役割は
産学協同ができる大手企業&大学にお任せしておきましょう~。

お話を聞かせて頂いただけでも有難かったのに、ハウステンボス内の観光丸を復元した帆船に乗
せて頂きました。
観光丸2

この船が大河ドラマ「龍馬伝」で、CG処理により黒船になったり、操練所のシーンのロケに使われ
たそうです。福山雅治や武田鉄矢がこの甲板を歩いてたんだ~♪とちょっとミーハー気分。出航後、
船の舳先まで行くことができる「ネット渡り」を体験できます。舳先の下にネットが張ってあるので
落ちる心配はありません。海の上を歩いているようで気持ちがいい!しかし、船の先に見える風景、
ここはどこ?という感じです。ホテルの部屋からの景色も。
観光丸1

JA.jpg

ハウステンボスがこれほどまでに作り込まれた所だとは思いませんでした。オランダの人から見ると
ナンチャッテなのでしょうが、ディズニーシーよりも細部まで凝っているのでは?そして分譲の別荘
などもあり、とにかく広いです。今まで何度も経営危機が伝えられ、オーナーも替わって来ましたが、
長崎のtoo big too fail(大きすぎて潰せない)だったのかなぁ、と思います。オーナーがHISに
なって、色々変化があるそうですし、ここで頑張っている方々と知り合うと、何とか集客が上がる方法
はないかなあ、と考えてしまい、同行の友人と遅くまでその話で盛り上がったのでした。
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