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プロフィール

Miho Sato

Author:Miho Sato
「舟遊び みづは」運営主体の、株式会社フローティングライフ代表取締役。
江戸の人が遺してくれた東京の水辺は貴重な財産。数名で貸し切れて、江戸工芸に触れて楽しみながら、ゆったりと江戸の粋や情緒、名橋の数々を満喫できる舟遊びを提供します。
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12月23日(月)

東京初!の屋外コタツ舟にみづはが変身

ご無沙汰しております。
書きかけで溜まっていた記事をちょっとずつリリースして行きます。

11月半ばぐらいからグッと気温も下がって以来、前部デッキが自慢のみづはだけあって、寒さを敬遠してなかなか乗船客がおりません。船室の中はエアコン暖房完備で暖かく、サイドと前部の窓から景色は見えるのですが、やはり眺望を求める方はデッキにいたい、でも寒い、というジレンマ。

自慢のデッキがデッドスペースになるともったいないし、写真を撮ろうとちょっと外に出た時にも寒くないようにするにはどうしようか?ということで、色々と試行錯誤してきました。膝掛け毛布や肩にかけるフリースポンチョだけでは限界があると判明。

デッキのテーブルは底部に清水タンクがあり、作りつけになっているので動かせません。但し天板は外せるので、ここをコタツにすることにしました。
みづは舟桟敷

家から持ってきた大判の布団を2枚。布団カバーをつけてこんな感じに。
写真

おお、コタツっぽいぞ。しかし、木綿の布団カバーは清潔感はあるものの、 ひんやりした肌触り。しかも、飲み物をこぼしたりすると汚れが目立ちます。また、布団の下に蓄熱シートをピン止めしましたが、すぐに破けます。膝などが当たるのですが、すべりが悪くていまひとつ。

そこでネル素材のコタツ布団カバーを調達。蓄熱シートは布団から外し、前部からの風を防ぐ位置に置くことにしました。小型のセラミック温風ヒーターを買い、家から古い布団乾燥機を持参して布団の下がじんわりと温まるようにしたのがこの状態。船長にモデルになってもらいました。
kotatsu.jpg


更にしぶきや食べこぼしをはじくPVCレザーカバーを発注。希望の大きさに合わせてカットしてくれて、すそ縫いもしてくれるので便利です。いかにもビニール、という感じではなく、重さもそこそこあるので良い感じ。みかんを置いて完成です。
kotatsumikan.jpg

布団カバーが茶色、PVCレザーカバーをオレンジ、と船の色に合わせたのがポイントです!
雨の日は出せないので、布団をたたんで大判のビニール袋に入れ、天板を外してテーブルの中に収納。

実際にコタツに入ってみるとなかなかオツな感じ。弟が、お尻が暖かいともっといいよ、と言うので電気毛布を半分に折ってクッションの上に置いたら確かにだいぶ暖かくなりました。あとは電力が持つのか?という心配だけですが、今のところ発電機を回せば大丈夫そうです。

日本橋船着場にこの状態でみづはを泊め、待ち時間の間はコタツとわかるように私と船長がコタツに入っていると、橋の上から笑いながら見ている方々がちらほらと。まだあまり乗船には結びついていませんが、屋外、しかも水の上でコタツ、というのを風流と捉えてくださる遊び心のある皆さんをお待ちしております!

追記:既に他の船に真似されましたが、布団の厚みと背当てクッション、フリースポンチョ、そしてみかんなどで差別化を図っております!必要なお金はちゃんとかけて、快適&見た目も安っぽくならないように、お客様のご意見も伺いながら改善していきますよ~。
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08月24日(土)

結果は上々?

お盆明けから、みづはの補強工事を色々行いました。マリーナで船台に上げてもらったみづは。船底には、まだ全然貝が付いておらず、良かったです。


これが外付けスラスター。オーストラリアのExturnという製品。船首に付いています。


前から見たところ。アダプターを入れると30センチ弱船底から出ています。


船底の内側。3箇所を留めて、シリコン充填。幸い船首側にバッテリーがあるので、電源はそこから。


船室の屋根の横にも防護クッションを付けました。これは、閘門通過の際など、高い壁に寄せている時に縁が傷つかないように、船長からアドバイスがあったもの。


白くて目立っていたエアコンの室外機は、とーちゃんが同系色に塗装。



数日間の作業が終わり、試運転に出発です。デッキのベンチ用に、ガーデンファニチャー用のクッション。


さて、改造前は色々リスクあるなあ、と避けていた神田川へ。カーブや高速の柱が不規則に現れる日本橋川上流は、前に来た時とは全然違い、船首が安定して小回りがきくようになりました。御茶ノ水渓谷でホッと一息。


そして来ました、聖橋。御茶ノ水駅バリアフリー工事用の鉄骨の足場とガーダー橋がかかり、残念な景観。難工事だそうで、工期は7年位になるようです。


船長に、スラスターの感想を聞くと、かなり楽になったそうです。風や波に流されても、前を向かせることが出来るし、スラスターを作動させなくても、50センチの長さのフィンが入ったのと同じ効果があり、直進性が増したとのこと。良かった~。

これが万能というわけではないですが、船長があまりストレスを感じずに操船できることは、安全にも良いことです。さあ、これでいよいよ開業に向けてスピードアップ!
 
08月12日(月)

リムジンボート試乗してみました

羽田空港から日本橋、浅草を結ぶリムジンボートが就航し、日本橋発着の試乗イベントがあったので、行って来ました。

お鼻の長い流線型のボディー。シルバーメタリック系でカッコイイですね。陸のストレッチリムジンの水上版という感じでしょうか。長さは14.5メートルだそうです。


乗降ドアは、ガルウィングになってます。


後部は丸みを帯びたデザイン。スポーツカーのようなコンセプト?デザインにかなりお金がかかっている感じがします。


操舵席とクルー席が前方にあり、椅子が向かい合わせで斜めに配置されています。操舵席の後ろにあるのは冷蔵庫でしょうね。本格就航時には飲物のサービスなどがあるのかもしれません。


後方はソファのようになっていて寛げる感じ。いずれも焦げ茶の革張りで、高級感がありますね。中はモダンジャズが流れており、大人のムードを保ちながら出航です。


後ろから見るとこんな感じです。


日本橋川ではゆっくり走っていますが、この船は高速が自慢ということで、隅田川に出て、勝鬨橋方面に向かうときなどは20ノット(時速約38キロ)で走りました。38キロというと遅い?と思われるでしょうが、船の世界では早いほうです。ちなみにみづはは、5~10ノット。最大で15ノットぐらいで走ります。遅いのが武器なのです(笑)

リムジンボートは背が低く、水面が近いので、余計に早く感じます。いつも通っている永代橋から勝鬨橋があっという間でした。ちなみに船外機は300馬力。大きいです。スピードを出しつつ、ある程度静けさを保とうとすると、やはり船外機になるのだと思います。私は一番後ろに座っていたので、それなりに音は聞こえていましたが。


この日は風や波が少なく、スピードが出ていてもバウンスする感じはそんなになく、乗り心地は悪くなかったです。羽田付近で強風だと、こうは行かないかもしれませんけれど。サンルーフのようなものが一部ついていましたが、窓はハメ殺しなので、風や空を感じるというよりは、スピーディな水上移動を高級感のある空間で楽しむ、というタイプの船なのかな、と思いました。

水の上のほうが渋滞はないし、信号もないし、ボートで移動するほうが早い場合もあり得ます。何よりプライベートな空間で、エグゼクティブの人が移動中に会議できて、時折外に目を向けると水辺の景色がある、というのがいいのかも知れません。wifiもあるそうです。ビジネスユースには良いのかも。

アーバンランチやヒミコなどの水上バスを運航している会社の新しい顔として、カッコよく東京の河川を行き交ってほしいものです。うちの舟は対極で、ゆったりのんびり行きますよ~。
 
08月02日(金)

ちょっと補強します

先月試運転であちこち行きました。場所だけでなく、風の強い日、上げ潮の時間、下げ潮の時間、昼と夜、いろんな条件を試してみました。そしてわかったみづはのスペック上の強みと弱み。

強みは、小舟のわりにどっしりしていて、横揺れに意外と強いということ。エンジンや発電機の音も静かで、船尾側の扉を閉めると船室でも、前部デッキでも、殆ど音が気になりません。

弱みは、喫水が浅い為、船首が風に振られやすく、風が強い時の回頭や狭い場所での着岸がなかなか大変なこと。できる前からある程度予測してはいたものの、実際動かしてみると、思ったより度合いが大きかったのです。

広い場所では問題ないですが、高速道路の高架の柱が林立し、大きく蛇行する箇所や工事箇所のある日本橋川では、熟練の船長でも苦労していました。動き方の癖を掴んでいる最中ということもありますが。私達も、柱に船が寄り気味になったりするたびに緊張しています。

実際に運航を開始すれば、他船とすれ違ったり、二隻同時に桟橋を使うことも頻繁にあります。日本橋川は、ビル風もあるので、船首をコントロールできる手を打つことにしました。内部河川になるべく入れるように背を低く作ったのに、ちょっとした風のせいで、そこでの航行に制限があったらもったいないですもの。

直進性を増す為のフィン取付も考えましたが、造船所と相談したり、色々調べた結果、即効性のあるバウスラスターをまず付けることにしました。バウスラスターとは船首を左右に動かすプロペラ。風で振れた船首を戻したり、向けたい方向に船首を持って行くのにモーターで推進します。

スラスターを付けるのは物理形状的に難しい、と造船所に言われていたのですが、船体に組み込むタイプではない、外付けのスラスターがあったのです。オーストリアの製品で、在庫がないので現在取り寄せ中ですが、取り付けはさほど複雑ではない様子。マリーナ内のメカニックの方に、防舷材の追加取付を頼んでいたので、一緒にやってもらうことにしました。

結構な追加投資ですが、風まかせ、船長の技量まかせでただドキドキしているのは精神衛生上良くありません。何より安全第一。入荷日により工事日程が変わるし、取り付け後の練習のこともあり、プレオープンの予定がなかなか立ちませんが、不安の種を一つずつ潰して行くことが、今出来ることなのだと思います。
 
07月29日(月)

撮影しながら試運転

試運転も兼ね、知人友人の方々の協力を得て、ウェブサイト用の写真撮影を行いました。素敵なカップルの舟遊びや、舟の上での仲間同士の語らい、賑やかなお喋り舟遊びなどの絵が撮れました。どんな感じかは、ウェブサイトに掲載されますので、それまでお楽しみに。

様子を少しだけ。こちらは隅田川大橋から撮ったもの。小さいですね~。まぁ、小さいことはいいことだ、という考えでやるわけなんですが(笑)。


観光船があまり通らない辰巳付近の夜景も捨てたもんじゃありません。


キレイにライトアップしていたこちらの船、どんな船かと昼間来てみたら、自衛隊の護衛艦129でした。




こちらの浴衣女子は、新卒で勤めていた会社の先輩のお嬢さんとお友達。幼稚園の頃に一度会っていたのですが、すっかり大人になって、お母さん似の美女。8月に公開するウェブで彼女の笑顔を見て下さいね。



とーちゃんが作ったドリンクホルダーは、東京港付近の波風にも大丈夫だったみたいでホッとしました。




膨大な写真の中から、サイト用に選ぶのはなかなか大変ですが、試運転もだいぶ目処がついたことだし、そろそろウェブサイト制作のスピードを上げなくてはっ!
 
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